アンチエイジングニュース

★計測して、どうしたらいいの?

前回は健康を測る様々な商品をオムロンヘルスケアの飯島さんにご紹介いただいた。ではどう活用していけばいいのだろうかも伺った。「測ることには、精度を高めお客様のニーズに合わせた使い勝手のよさを追求しつづけています。しかし、『どうやったら脂肪が落ちるんですか?』『なかなか痩せないんですけど…』、そんなお客様の声もよくいただきます。そこで私たちオムロンも計測したデータを運動と連度させて、楽しんで健康管理をしていただく仕組みをいろいろと提案しています」と飯島さんが取り出した小さな機械。「これは歩数計です。当社の社員は全員持っていて、エクササイズの量を競っているんです」と笑顔。歩数計といってもただ歩数を測るのではなく、身体活動の強さを表すメッツ(METs)に身体活動の実施時間をかけて生み出す数値「身体活動の量」を計測できる。例えばウォーキングだったら、ゆっくり歩くよりやや早く歩く方ことで効果的に数字があがっていく仕組みになっている。

歩数計のちょっとダサイイメージはもはや消えうせ、目の前にはカラフルでコンパクトな新商品が次々と並べられた。持ち方も選ばず、走る時には「ワークアウトモード」で記録が残ったり、体重計と連動したり、USBでパソコンにつなぎデータ管理をしたりと活用方法も多彩。1日の時間帯、1週間単位でグラフ化されるので「土日は歩いてないな…」と自分の生活パターンを振り返ることも可能。目標を掲げるのはもちろん、有料サイトで歩数を競い合い、プロから生活改善のアドバイスを受けることもできるので、継続使用するユーザーには大好評。「特に男性は数値に見える成果に敏感です。自分の頑張った成果が数値で見えることに加え、スタイリッシュな歩数計は、最近は若い人にも多く受け入れられています」。
 

ふむふむ。使い勝手よく自分の生活態度が、歩数計にも血圧計にも、数値として見えてくるのがよくわかってきた。数値に振り回されてばかりではいけないが、「体重が増えていても筋肉量は増えてるから大丈夫!」「脂肪率が上がったから、ちょっと食事を見直そうか」と意識をもつ材料には最適なのであると再認識。11月14日(イイトシ)はアンチエイジングの日、思いのほかリーズナブルな値段なので、両親のプレゼントにも検討したい。

まず測る。それだけで効果がでるんですよ。意識することが大切です。歩数計は、こんなに歩いたのに消費カロリーはこれだけ?と感じることがあるかもしれません。でも継続することがなにより大切。歩幅をちょっと広くする、ちょっとスピードをあげる。そんな工夫で数値が変化します。積み重ねることこそ健康づくり。体年齢も基礎代謝から導き出す一指標ですが、自分の年齢より若い結果がでれば、やっぱりモチベーションはあがりますね。老けていたとしても落込むことなく、健康管理へ取り組んでいただきたいです」。この他にも、高性能の婦人体温計など、女性のセルフケアの強い味方としてお勧めしていただいた。オムロンでは様々な健康に関する情報を提供するWebサイトが充実しているので、ぜひ、チェックしていただきたい。
最後に、オムロン本社は現在も京都にあるのだが「実は社名のオムロンは、設立した際の住所が京都御室だったところからついたんですよ」と飯島さんから、ちょっとしたトリビアをいただいた。

●詳しくは⇒オムロンヘルスケア

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