アンチエイジングニュース

「生あじの手巻き寿司」――アンチエイジング料理レシピ(150)

最近の調査によると、成人のエネルギー摂取量は男女とも、かつてないほど少なくなってきているそうです。にもかかわらず、メタボリック症候群など生活習慣病の予備軍が増えているのは、必要な栄養素の不足や食べ方に問題があるからと考えられています。もちろん自分の活動量に合ったエネルギーを摂取することは大切です。しかしその上で、適量の良質なたんぱく質や抗酸化成分をバランス良くしっかり摂ることも欠かせません。普段は炭水化物に偏りがちなお寿司も、組み合わせる食材を選ぶことでアンチエイジングメニューになります。

生あじの手巻き寿司は、DHAEPAを多く含む旬のあじと、ビタミンEが豊富なアボカドの組み合わせで、血管の老化を防ぎ、血液の流れをよくする効果が期待できます。酢飯は少なめにしてカロリーを抑え、しそや海苔をたっぷり食べると、不足しがちなカルシウムマグネシウムなどのミネラルを補うこともできます。

アンチエイジング料理

<材料>4人分
米                   2カップ
水                   2カップ
酒                   大さじ3
合わせ酢
 酢                  大さじ3
 砂糖、塩               各小さじ1と1/2
あじ                   4尾
アボカド                1個
しそ                   8枚
みょうが                4個
のり                   4枚

<作り方>
(1)生あじは3枚におろして薄皮をむき、細長く切っておく。アボカドも細長く切る。しそは千切りにする。
(2)炊飯器に洗ってざるにあげておいた米、水、酒を入れて炊き上げる。合わせ酢の材料を合わせておき、酢飯を作る。残った合わせ酢で、みょうがを漬けておく。
(3)巻き簾に半分に切ったのりを敷き、上に(1)の酢飯を薄く敷き、手前に(1)の生あじ、アボカド、しそを乗せて巻く。
(4)食べやすい大きさに切り分け、皿に盛ってみょうがの酢漬けを添える。
    
(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

※カロリー 1人分:474kcal
(料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください) 

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