アンチエイジングニュース

「ちゃんちゃん焼き」――アンチエイジング料理レシピ(135)

私たちの肌は、加齢とともに角質層のバリア機能や肌の保水力が低下していきます。さらに、真冬の空調のきいた室内では、湿度が20パーセント以下になり、バリア機能の低下に加え、角質層からの水分蒸発が進んで、有害物質が侵入しやすくなり、刺激にも弱くなっています。保湿とともに、バランスのよい食事が、美肌にも欠かせません。ダイエットなどで、細胞の材料となるたんぱく質が不足すると、いつの間にか、肌や、髪ががさがさという経験はありませんか。肌のトラブルは、足りない栄養素のシグナルでもありますから食事を見直し、足りない栄養素を補っていきたいものです。

鮭は脂肪が少なく高たんぱく質で、アミノ酸をバランスよく含む優れた食材です。また、栄養素を体内で有効に利用するために欠かせないビタミンのバランスもよく、赤い色素のアスタキサンチンは、体内で、抗酸化ビタミンのビタミンAとして働きます。ちゃんちゃん焼きは、鮭に少ないビタミンCを野菜で補えるアンチエイジングメニューです。少人数でも、フライパンで簡単に作って、食卓に登場させてください。

<材料>2人分
 生鮭                2切れ
 玉ねぎ               1/4個
 ピーマン              1個
 きゃべつ              1/6個
 にんじん              5cm長さ
 サラダ油              大さじ1 
 みそだれ 
  赤みそ              30g
  みりん              大さじ1/2
  砂糖               小さじ1
  酒                大さじ1/2
 ゆずの皮              適量

<作り方>
(1) みそだれの材料(赤みそ、みりん、砂糖、酒)を合わせ、電子レンジで温めておく。
(2) 玉ねぎ、にんじん、ピーマンは、1cm幅に切る。キャベツは、ざく切りにする。
(3) フライパンを熱し、サラダ油を引き、生鮭を焼く。ふたをして鮭に火が通るまで焼き、鮭の周りに野菜を加え、炒める。野菜に火が通ったら、さらに盛り、鮭を乗せて、温めたみそだれをかけ、ゆずの皮を添える。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

※カロリー 1人分:315kcal
(料理製作時に材料を計量して算出した概算です。目安としてご利用ください)

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