「ブロッコリーのアンチョビー炒め」――アンチエイジング料理レシピ（129)

冬に特にお勧めなブロッコリーは、優秀なデトックス食材です。有害ミネラルをキレートするケルセチン、腸内で有害物質を吸着して排出する食物繊維、肝臓の解毒を助けるスルファラハン、活性酸素を抑えるビタミンCやβーカロテンと、デトックス効果をサポートする成分ｶﾞたくさん含まれています。

また、貧血を予防する葉酸や、ビタミンKも多く、女性に欠かせない緑黄色野菜です。最近、この葉酸に、アルツハイマー予防の効果もあるという研究が発表されています。

ブロッコリーは、葉物野菜に比べ日持ちもよく、ゆでて冷蔵庫に入れておき、付け合せや、サラダに使って栄養効果を高めることができます。

上質のオリーブオイルを使ってソティーしたブロッコリーのアンチョビー炒めは、アンチョビーのこくと自然な塩味でたっぷりいただくことができます。簡単にでき、肝機能を助ける成分も含まれていますから、酒のつまみにもぴったりです。レモン汁の一振りは、味わいを深めるだけでなく、クエン酸の疲労回復効果も期待できます。

＜材料＞２人分
　ブロッコリー　　　　　　　　　　　　　1株　　
　アンチョビーヒレ　　　　　　　　　　　1～2枚
　にんにく（刻む）　　　　　　　　　　　1片
　エクストラバージンオリーブオイル　　　大さじ２
　レモン汁　　　　　　　　　　　　　　　小さじ1　
　塩、こしょう　　　　　　　　　　　　　少々

＜作り方＞
(1)ブロッコリーは、子房に分け、硬めに茹でておく。
(2)フライパンにエクストラバージンオリーブオイルを入れ、刻んだにんにくを入れ、ゆっくりとにんにくを色ずける。
(3)(1)のブロッコリーを加え５～６分炒める。アンチョビーを加え、塩、こしょうで味を整える。最後にレモン汁をかける。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子）

※カロリー　1人分：176kcal
（料理製作時に材料を計量して算出した概算です。目安としてご利用ください）