アンチエイジングニュース

メタボリックシンドロームや男性更年期などの最新医療情報を、医師が一般の方々へ向けてお話する市民公開講座「若さを保つアンチ・エイジング医学の最前線(IV)」が、2008年11月22日(土)、札幌医科大学記念ホールで開催されます。
NPO法人アンチエイジングネットワークの副理事長である熊本悦明先生(札幌医科大学名誉教授)が、この市民公開講座の司会と講演をします。
メタボリックシンドロームの改善や予防は、若さや元気を保つために不可欠です。医師から最新のアンチエイジング医学情報を札幌で聞くことができるこの機会に、皆様お誘いあわせの上、11月22日当日、直接会場の札幌医科大学記念ホールへお越しください。参加お申し込みは不要、参加費は無料となっております。

元気で実りある加齢を目指して

熊本 悦明
(日本抗加齢医学会北海道研究会代表・札幌医科大学名誉教授・
NPO法人アンチエイジングネットワーク副理事長)

 抗加齢学会と連携してのこの講習会・公開講座は今年で4回目となります。
 最近医学関係者ばかりでなく、社会的に市民の中高年の方々も、若い人々に負けない元気な”堂々たる日常”を保つ為の新しい医学への関心が、次第に高まりつつあると感じております。
 長寿化時代の健康ということは、最近良く話題になります。しかし具体的に、団塊の世代以上の方々が、夫々の人生の豊かな体験を生かしつつ、自らの健康・体力を整えていくには、それなりの心がけと努力が求められております。その為には、色々な立場から医学的視点と知識が必要であり、それのそった生活姿勢が検討されなければなりません。
 殊に、今年から中高年者のメタボリックシンドロームや高齢者医療について、政府も積極的の啓蒙に力を入れ始めました。それだけ社会的に大きな問題となって来たと言えましょう。それを指導し対応する医学関係者や対象となる市民の方々と共に、真剣に一緒に考え・検討しなければならない時が来たわけです。団塊の世代以上の方々も、さらに元気に社会の為に貢献できるように健康創りに真剣に心がけねばならなくなってきた訳です。
 その様な目的を達成する為に、この研究会のお世話をすることにしております。多数の方々の御参加を期待しております。

【市民公開講座概要】
 日時: 2008年11月22日(土) 13:00~17:00(午前中は医療従事者向けの講習会です)
 場所: 札幌医科大学記念ホール(札幌市中央区南1条西18丁目)
      アクセス
 主催: 日本抗加齢医学会北海道研究会・札幌医科大学
 共催: 日本抗加齢協会
 後援: 北海道医師会・北海道歯科医師会・北海道薬剤師士会
 参加費: 市民講座は無料

【プログラム】
 「今問題のメタボリックシンドロームを考える」
  司会 今井浩三 氏(札幌医科大学学長)
      熊本悦明 氏(札幌医科大学名誉教授)
  ◎1◎「メタボリック・シンドロームの問題点と予防」
   講演・斎藤重幸 氏(札幌医科大学内科第二講座講師)
  ◎2◎「メタボリック・シンドロームと性ホルモン」
   講演・秋下雅弘 氏(東京大学医学部加齢医学講座准教授)
  ◎3◎「今何故男性更年期なのか:広義の”男性力”を考える」
   講演・熊本悦明 氏(札幌医科大学名誉教授)
  ◎4◎「メタボリック症候群予防のための栄養学」
   講演・小松信隆 氏(ウエルネスプランニング札幌代表取締役)

【問い合わせ先】
日本抗加齢医学会北海道研究会事務局
(株)ほくやく医業情報部内
TEL 011-737-1091

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