アンチエイジングニュース

「帆立貝と鮭のタルタルステーキ」――アンチエイジング料理レシピ(120)

何かとストレスの多い現代。お酒をストレス解消に役立てている方は多いのではないでしょうか。適量のアルコールは、血行をよくし健康増進にも役立ちますが、すきっ腹で飲むと、濃いアルコールが胃を荒らしたり、血中アルコール濃度が急激に高まって、肝臓に大きな負担をかけることになります。

胃や肝臓の負担を少なくしてお酒を楽しむには、飲む前にまず食べることです。気になる肥満の予防には、つまみを工夫しましょう。低カロリーで、高たんぱくな貝類は、気になるコレステロールが心配されるほど多くないことが最近の研究で明らかになってきました。また、貝にはタウリンが多く含まれています。タウリンには、肝臓機能を高めコレステロールを減らしたり、血圧を安定させる働きが知られている注目の成分です。

貝は、刺身に限らず、調理方法いろいろと工夫しておいしくいただきましょう。

帆立貝と鮭のタルタルステーキは、帆立貝に含まれるタウリンや、鮭に含まれる抗酸化成分のアスタキサンチンを吸収しやすく組み合わせた、お酒の肴にも最適なアンチエイジングメニューです。

<材料>2人分
 帆立貝(刺し身)           100g
 鮭(刺し身)             150g
  ケッパー              10g
  あさつき              3本
  エクストラバージンオリーブオイル  大さじ1
  レモン汁              1/2個分
  ディル               少々
 バゲット               4切れ
 ミニトマト              6個

<作り方>
(1)帆立貝と鮭は、5mm角くらいのサイの目に切る。ケッパー、あさつきはみじん切りにする。
(2)ボールに(1)の帆立貝と鮭を入れ、みじん切りにしたあさつき、ケッパー、エクストラバージンオリーブオイル、レモン汁、塩、こしょうを混ぜ合わせ、ラップをして冷蔵庫で冷やす。
(3)器に(2)のタルタルステーキを盛り、ディルをふりかける。ミニトマトを添える。温めたバゲットにのせて食べる。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

※カロリー 1人分:パンを含んで178kcal
(料理製作時に材料を計量して算出した概算です。目安としてご利用ください)

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