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「顔のシミやシワは、精神的ストレスで増える」――ハセ博士のヘルシー情報最前線(167)

 同窓会などで、学生時代の憧れの女性がシミやシワだらけになっていて、がっかりしたことがありませんか?
 来なきゃよかったなどと思ってしまいますが、考えてみると自分も同じようになっているので、偉そうなことはいえないと自戒することしばしばです。

 そこで、シミやシワは精神的ストレスにより多くなる、という話題をお送りすることにします。

 カネボウ製薬が、20~60歳の女性135人を対象に、精神的ストレス、血中ビタミン量、お肌のシミの状態などを調べ発表したもの(2007年3月22日)を紹介しましょう。

 まず、ストレスの度合いを「低い」「中程度」「高い」の3段階に分類して、シミの面積との関係を調べたところ、「高い」の方が「低い」方よりも、シミの面積が約3倍広くなっていることがわかりました
 このストレスとシミの関係は、20歳代で最も顕著でした。
 面白い(?)事に、精神的なストレスは、額にシミをつくることが明らかになったそうです。
 また、ストレスが強いとシワも増えていましたが、シワの場合は50歳代でその関係が強くなっていました。

 つぎに、血中のビタミン濃度との関係を分析したところ、ビタミンB群(B2、B6、ナイアシン)が血中に多いと、シミのでき方が少ないことがわかりました。
 さらに、ビタミンCやビタミンEの血中濃度が高いと、ストレスが強くてもシワの発生を抑えられることも明らかになったそうです。

 これらの結果は、シミやシワ予防に、抗酸化ビタミンが有効であるとの従来の見解を再確認したことになります。
 というわけですので、皆様、おおいにビタミンB、C、Eを摂りましょうね。

 ところで、若い頃あれほどチャーミングで美しかったオードリ・ヘップバーンも、晩年アフリカでユニセフの活動をしていた頃は、シワだらけでした。
 しかし、その顔のシワは、若い頃になかった気品と優しい人間性を感じさせるもので、本当に素晴しい表情でした。 
 それ以来私は、気品に満ちたシワのある顔にあこがれています。

ハセ博士=薬学博士。国立大薬学部や米国の州立大医学部などで研究や教官歴がある。現在は製薬企業で研究に従事している

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