アンチエイジングニュース

「紅鮭とたっぷりきのこの焼きびたし」――アンチエイジング料理レシピ(113)

寒い季節でも元気に過ごすために、免疫力アップを心がけましょう。そんなときは、きのこ料理がぴったりです。

がんに対抗する健康食品として、注目されているきのこもありますが、私たちが普通に食べているきのこにも、免疫機能を高めるβ―グルカンが豊富に含まれています。β―グルカンは消化されにくい糖質の総称で、食物繊維もたっぷり含まれています。

腸内で、がん細胞を吸着し排出を助けたり、白血球を活性化させて免疫力を高めたりと、きのこによって、健康に対する機能が少しずつ違います。いろいろなきのこを組み合わせて、1日に20~30g摂ることが勧められています。

紅鮭とたっぷりきのこの焼きびたしは、水溶性のβーグルカンを逃さないよう、焼いて漬け込みます。鮭やきのこのうまみや栄養成分を無駄なくいただけるように、漬け汁を少なめにして、しみ込ませていただける味付けにしてあります。

紅鮭とたっぷりきのこの焼きびたし

材料 2人分

 紅鮭  2切れ
 ごま油  大さじ1
 しめじ  1パック
 舞茸  1/2パック
 エリンギ  2本
 長ねぎ  2本
 青唐辛子  少々
 漬け汁  
  出し汁  1カップ
  みりん  大さじ1
  しょうゆ  大さじ1

作り方
(1)紅鮭の切り身は、1切れを3枚くらいの削ぎ切りにする。しめじ、舞茸、エリンギは、食べやすい大きさに、手で分けておく。長ねぎは、大きめの斜め切りにする。鍋にみりんを入れ煮きり、しょうゆ、出し汁を加えた漬け汁をつくり、ボールに入れておく。
(2)フライパンを熱し、きのこと長ねぎを入れて、表面に軽く焼き色がつきしんなりするまで焼きく。(1)のボールに入れる。同じフライパンにごま油をいれ、鮭をこんがりと焼き、青唐辛子もサッと炒めて、きのこの入ったボールに加える。
(3)10分くらい漬けたら、鮭ときのこを皿に盛り、漬け汁をたっぷりかける。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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