「鶏肉のライムマリネサラダ」――アンチエイジング料理レシピ（109）

忙しくてストレスがたまると、食欲が落ちることがあります。たんぱく質が不足すると内蔵の機能が衰え、からだが疲れやすくなって、がんばりが利かなくなります。また、たんぱく質はイライラをおさえる抗ストレスホルモンの材料にもなりますから、しっかり摂りたい栄要素です。

必須アミノ酸バランスのよい肉を食欲がわかない日でも手軽に摂るには、サラダ仕立てがおすすめです。ストレスへの抵抗力をたかめるパントテン酸を多く含む鶏肉を使い、ライムのさわやかな香りの食欲を誘うサラダのレシピをご紹介しましょう。抗ストレスビタミンのビタミンCがたっぷり含まれる野菜や、ハーブと一緒に召し上がってください。トッピングした、アーモンドは、カリカリした食感を楽しめるだけでなく、血行を良くするビタミンEが豊富な食材です。特にむくみが気になる方は、少量でも加えると効果的です。

材料　２人分

作り方
（1）鶏もも肉は塩、こしょうをしたあと、ライムの絞り汁、ライムの皮、オリーブオイルを合わせたものに浸し、冷蔵庫で一日くらい漬け込んでおく。
（2）ロケット、ベビーリーフ、クレソンは洗って食べやすい大きさにちぎっておく。玉ねぎと黄ピーマンはスライスする。
（3）（1）の鶏肉を室温に戻し、200℃のオーブンで10分くらい焼き火を通す。焼きあがったら、荒熱を取り、大きめに切っておく。
（4）ワインビネガー、エクストラバージンオリーブオイル、マスタード、塩、こしょうをあえ、ドレッシングを作る。
（5）器に野菜を入れ、ドレッシングをあわせ、（3）の鶏もも肉とアーモンドダイスを盛る。

（コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子）