アンチエイジングニュース

スパにまつわるエトセトラ

みなさん。最近「スパ」っていう言葉をよく耳にしませんか。テレビでも、女性誌などでも盛んに取り上げられるようになってきました。
でも、スパって一体なんでしょう? どんなところ? 何ができるの?
そんな?マークがたくさんあるのでは。

今回から、スパに関する専門雑誌を発行している『スパ&トリートメント』から、スパにまつわるいろいろなお話や施設を紹介していきます。

*** No.1 スパってな~に? ***

まずは、ここから始めなくてはいけませんね。「スパ」とはどんなところを指すのでしょう。なぜ最近聞かれるようになったのでしょうか。

日本でも古くから「スパ」はみなさんの身近な存在だったのです。
湯治」って聞いたことありませんか。
「湯治」とは、温泉地に長期滞在し、温泉に浸かりながらゆったりと過ごすことです。温泉にはカラダによい成分がたくさん含まれています。また温泉地という、日常とは違った場所で過ごすことで、人々は身体の疲れを癒し、健康を取り戻していたのです。
さらに「湯治」は一種の社交場でもありました。農閑期となった人々が、1年の疲れを癒すために温泉場に出かけ、そこで出会う人たちと交流する場所でもあったわけです。

一方、ヨーロッパでも同じようなことが行われていました。
ローマ帝国時代、長い行軍と戦いの日々を行っていたローマ人は、鉱泉の水が傷ついた体や疲労を回復するチカラを持っていることを知りました。その鉱泉を利用するために築いた浴場が、古代ローマ風呂と呼ばれるものだったのです。

ではなぜ、スパと呼ばれるようになったのでしょうか。
大英辞典で「SPA」と引くと、「(1)鉱泉、温泉。(2)ベルギー東部にある有名な温泉地」と記述されています。SPAの語源には諸説あるのですが、ベルギー東部にあった鉱泉保養地の名前が「SPA」だったということや、ラテン語の「Sanitus per aqua」「Sanus per aqua」(いずれも”水からの健康”を意味する言葉)の頭文字「S」「P」「A」を取ったというものが有力となっています。

古くから行われてきた健康回復法が、現代になって再び脚光を浴びてきたわけです。その背景には、ストレスフルな社会環境があります。このような社会背景の中でいかに「身体と心を健康に保っていくか」が、老若男女問わず、現代人にとっては重要なテーマとなってきたことが、スパが急激に広がってきたひとつの要因にもなっています。

「湯治」も「古代ローマ風呂」もその土地にある”“を有効に活用しながら健康回復を促していく場所でした。現代のスパは、水の力を利用しながら、エステティックやアロマセラピーなどといった美と健康のためのトリートメントを組み合わせ、みなさんの健康・美容の維持・増進・回復につながる「癒しの場所」となっているのです。

スパ&トリートメント編集主幹 上野靖

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