アンチエイジングニュース

「あんみつ寒天」――アンチエイジング料理レシピ(107)

夏を快適に過ごすために、水分補給は欠かせません。ただし、冷たいものばかりや、甘い飲み物はかえって体調不良を招き、夏バテの原因にもなりかねませから、できれば熱いお茶をこまめに飲むのがベストです。

緑茶には、お茶の渋み成分のカテキンやビタミンC、ビタミンE、β―カロテンと抗酸化ビタミンが豊富で、紫外線対策にもなります。また、お茶のうま味成分のテアニンには、脳のリラックス効果があると知られていますから、精神的な疲れにも効果的です。

午後のひと休みに、あんみつ寒天のような甘みもいいですね。意外なようですが、あずきに含まれるポりフェノールは赤ワイン以上といわれています。あんに加工されると、ポリフェノールは減少しますが、メラノイジンという抗酸化物質が作られ、かなり強力な抗酸化食品であることが、最近の研究でわかってきました。甘みを控えた寒天で、あんや季節の果物を包み込んだあんみつ寒天は、手軽にできる暑い季節にぴったりのお茶うけです。

いさきの木の芽田楽

材料2人分

 粉寒天  2g
 水  100ml
 グラニュー糖  30g
 つぶあん  60g
 黒蜜  20ml
  あんず、もも、キウイ、房すぐり  適宜

作り方
(1)ボールに水と粉寒天を入れて1分加熱し、寒天をよく煮溶かす。グラニュー糖を加えさらに1分加熱し、グラニュー糖を溶かす。全体に透明感が出るまで2~3分加熱する。
(2)器に、少量の(1)の寒天液を入れ、あんず、もも、こしあんを彩りよく並べ、残りの寒天液を加える。
(3)寒天が固まったら、十分冷やしておく。食べる直前に、キウイと房すぐりを飾り、黒蜜をかける。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

※カロリー 1人分:106kcal
(料理製作時に材料を計量して算出した概算です。目安としてご利用ください)

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