アンチエイジングニュース

「アボカドとかにのディップ」――アンチエイジング料理レシピ(100)

 近年よく食べられるようになったアボカドは、ビタミンEを豊富に含むフルーツです。ビタミンE以外にも、アンチエイジングに効果的な栄養成分が豊富です。

 ビタミンEと同じく、脂溶性ビタミンのビタミンB6は、女性ホルモンのバランスをとり、不快な症状の緩和に効果があります。アボカドは脂肪が多いと敬遠されがちですが、果肉の20パーセントをしめている脂肪は、ほとんどがオレイン酸で、コレステロールを含みません。さらに、アミノ酸の一つのグルタシオンを含んでいます。グルタシオンは、肝臓が毒素を解毒するときに発生する活性酸素の害を抑える働きがあります。食物繊維や、カリウムも多く、デトックス効果が期待できます。

 アボカドとかにのディップは食べ応えがあるのでオードブルのように、食前に頂いて、食事量を少なめに抑えることができますし、肝機能を高める成分も多いので、アルコールを飲むときにも最適です。ビタミンCを含むレモンや、かに含まれるセレンとの組み合わせは、さらにデトックス効果を高めてくれます。

材料2人分

 アボカド  1個
 レモン汁  小さじ2
 塩、こしょう  少々
 ガーリック  1片
 かにの身  50g
 ブラックオリーブ  適宜
 ガーリックトースト  6枚

作り方
(1)アボガドは、縦半分に包丁を入れ、種に沿ってぐるっと刃を一周させる。切り込みに沿ってひねり、二つに割る。皮を使うのできれいに中の実を取り出す。
(2)ボールに(1)を入れ荒くつぶし、レモン汁、塩、こしょう、にんにくを摺ったものを加えて、混ぜ合わせる。かには飾り用に残し、残りを加えてあえる。
(3)フランスパンを薄切りにし、ガーリックをぬり、オリーブオイル少々を塗り、オーブントースターでかりっと焼く。
(4)器に盛り、かにをのせ、ブラックオリーブのみじん切りを乗せる。 

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

※カロリー 1人分:192kcal
(料理製作時に材料を計量して算出した概算です。目安としてご利用ください)

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