アンチエイジングニュース

「帆立と焼き豆腐の煮物鉢」――アンチエイジング料理レシピ(97)

 疲労回復や免疫力をつけるために、適量のたんぱく質は欠かせません。春から夏にかけてが旬の帆立貝は、高タンパク質で低脂肪なので、ダイエット中の方にも安心です。

 帆立貝に多く含まれるタウリンは、血中コレステロールや血圧を低下させ、動脈硬化や、心臓疾患などを予防する効果が期待されます。貝柱以外の部分には、鉄や、亜鉛などのミネラルや、ビタミンB2・ビタミンEを多く含むので、全体を食べるようにすることがアンチエイジングに欠かせません。

 また、煮物にたんぱく質を含む食材を加えるとうまみが増し、薄味でもおいしくいただけるので、減塩効果もあります。

 帆立と焼き豆腐の煮物は、動物性たんぱく質と植物性たんぱく質が同時に取れるメニューです。帆立貝に多く含まれるアミノ酸の1つのグルタミン酸とイノシン酸の相乗効果で、うま味が際立ち、焼き豆腐や春菊がおいしくいただけます。たっぷりの春菊を添えることで、βーカロテンやミネラルが補え、さらに栄養価が高くなります。

<材料>2人分
帆立貝                4個
焼き豆腐               1/2丁
春菊                 1束
だし汁                300ml
みりん                大さじ2
しょうゆ               大さじ2
 
  
<作り方>
(1)焼き豆腐は、3cmの三角形に切る。春菊は、洗って3cm長さに切る。
(2)帆立は、肝をとり、酒少々で炒り煮する。
(3)浅めの鍋に焼き豆腐を入れ、かつおだし、みりん、しょうゆをいれて弱火でゆっくりと煮含める。豆腐に味がしみたら、帆立貝と春菊を入れて2~3分煮て仕上げる。
(4)器に盛り付ける。

★平鍋で煮ると、豆腐も崩れにくく、食材を分けて煮ることができるのでで、盛り付けが、きれいにできる。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

※総カロリー  一人分 169kcal
(料理製作時に材料を計量して算出した概算です。目安としてご利用ください)

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