アンチエイジングニュース

「春野菜とあさりのチャウダー」――アンチエイジング料理レシピ(93)

 旬の野菜は栄養価が高いといわれています。台所で見慣れた野菜も、「新」がつく時期は、みずみずしく、香りも違いますから、積極的に食べたいものです。特に春野菜には、春のからだに必要なデトックス効果があります。

 ほとんどの野菜に含まれるカリウムは、水分の代謝を良くする働きがあり、むくみがちなからだをリフレッシュします。食物繊維は、溜め込んだ老廃物を排出し新陳代謝を活発にします。

 海の旬の幸あさりには、たんぱく質の合成をたすけ、免疫力の維持に係わる亜鉛のほか、神経の働きをサポートするビタミンB12も含まれています。

 菜の花、牛乳の組み合わせで、カルシウムがたっぷり摂れるこのチャウダーは、イライラ気分を落ち着かせてくれるアンチエイジングメニューです。柔らかな春野菜は煮すぎると、栄養価はもちろんフレッシュな味わいも損ないますから、シンプルに手早く調理しましょう。

材料2人分

 あさり(殻つき)  350g(むいて100gくらい)
 白ワイン  大さじ1
 新じゃがいも  1個
 新にんじん  1/2本
 新たまねぎ  1/2個
 セロリ  1/4本
 ペーコン  1枚
 エキストラバージンオリーブオイル  大さじ1
 コンソメスープの素+湯+あさりの蒸し汁  300ml
 塩、こしょう  少々
 牛乳  300ml
 菜の花  1/2束

作り方
(1)あさりは良く洗って鍋に入れ、白ワインを加えて蒸し、殻付きの身と蒸汁を分けておく。野菜は、1.5cmくらいの角切りにする。ベーコンは刻む。
(2)菜の花は、色よく茹でておく。
(3)鍋にバターを溶かし、ベーコンと(1)の野菜を炒め、コンソメスープで柔らかくなるまで煮る。柔らかくなったら、牛乳を加え、塩、こしょうで味を整える。殻つきの身も加えてひと煮立させ、器に盛り、(2)の菜の花を添える。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

  • facebook Share
  • Tweet
  • LINE

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新記事をお届けします

カテゴリ一覧