アンチエイジングニュース
2007.05.07
春野菜とあさりのチャウダー
「春野菜とあさりのチャウダー」――アンチエイジング料理レシピ(93)
旬の野菜は栄養価が高いといわれています。台所で見慣れた野菜も、「新」がつく時期は、みずみずしく、香りも違いますから、積極的に食べたいものです。特に春野菜には、春のからだに必要なデトックス効果があります。
ほとんどの野菜に含まれるカリウムは、水分の代謝を良くする働きがあり、むくみがちなからだをリフレッシュします。食物繊維は、溜め込んだ老廃物を排出し新陳代謝を活発にします。
海の旬の幸あさりには、たんぱく質の合成をたすけ、免疫力の維持に係わる亜鉛のほか、神経の働きをサポートするビタミンB12も含まれています。
菜の花、牛乳の組み合わせで、カルシウムがたっぷり摂れるこのチャウダーは、イライラ気分を落ち着かせてくれるアンチエイジングメニューです。柔らかな春野菜は煮すぎると、栄養価はもちろんフレッシュな味わいも損ないますから、シンプルに手早く調理しましょう。
材料2人分
あさり(殻つき) | 350g(むいて100gくらい) |
白ワイン | 大さじ1 |
新じゃがいも | 1個 |
新にんじん | 1/2本 |
新たまねぎ | 1/2個 |
セロリ | 1/4本 |
ペーコン | 1枚 |
エキストラバージンオリーブオイル | 大さじ1 |
コンソメスープの素+湯+あさりの蒸し汁 | 300ml |
塩、こしょう | 少々 |
牛乳 | 300ml |
菜の花 | 1/2束 |
作り方
(1)あさりは良く洗って鍋に入れ、白ワインを加えて蒸し、殻付きの身と蒸汁を分けておく。野菜は、1.5cmくらいの角切りにする。ベーコンは刻む。
(2)菜の花は、色よく茹でておく。
(3)鍋にバターを溶かし、ベーコンと(1)の野菜を炒め、コンソメスープで柔らかくなるまで煮る。柔らかくなったら、牛乳を加え、塩、こしょうで味を整える。殻つきの身も加えてひと煮立させ、器に盛り、(2)の菜の花を添える。
(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)
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