アンチエイジングニュース

「真鯛のかぶら蒸し」――アンチエイジング料理レシピ(89)

   
すっかり春めいてくると、冬の運動不足で太り気味な体型が気になりだします。アンチエイジングな生活にも、体重コントロールは大切な要素です。体重が気になるときは主菜に蒸し料理を選ぶと、調理の油を減らし、カロリーダウンに重宝します。最近では、電子レンジをよく使いますが、湯気の立つ蒸し器は、まだ肌寒いこの季節にぴったりです。
京料理として有名なかぶら蒸しは、季節の魚とすりおろしたかぶをたっぷり使ったやさしい味わいの蒸し料理です。アブラナ科のかぶをすりおろすことできるイソチルシアネートという成分は、解毒酵素の働きを高め、がん抑制効果や、デトックス効果が期待されています。また、味を引き立てるわさびのツーンとした辛味成分もイソチルシアネートですから、忘れずに添えてお召し上がりください。

材料2人分

 真鯛切り身  1切れ
  かぶ  1個
 卵白  1個分
  きくらげ  1枚
  ぎんなん(水煮)  4個
 小松菜  少々
 わさび  1個分
 くずあん  
 だし汁  200ml
 しょうゆ  大さじ1
 みりん  大さじ1
 和三盆  小さじ1
 水溶きくず粉  小さじ1

作り方
(1) 鯛は、半分にして、塩少々をしておく。きくらげは水で戻し千切りにする。器に鯛を入れ、蒸し器に入れ、5分くらい強火で蒸す。小松菜の葉も蒸す。
(2) かぶは、皮をむきいておろし、軽く水気を絞っておく。卵白に塩少々加え、8分だてにし、おろしたかぶを混ぜ合わせる。きくらげとぎんなんも加える。
(3) だし汁に調味料を合わせて、沸騰したら水溶きくず粉を加え、くずあんを作っておく。①の鯛の上に、②のかぶをたっぷりとのせ、中火で、5~6分蒸す。
(4) 蒸し上がったら、くずあんをかけ、わさびと小松菜を天盛りする。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

※総カロリー 1人分:426kcal
(料理製作時に材料を計量して算出した概算です。目安としてご利用ください)

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