アンチエイジングニュース

「紫きゃべつのコールスロー」――アンチエイジング料理レシピ(85)

 アンチエイジングのためには、野菜をたっぷり摂る事が欠かせません。野菜の苦みや香り、色などにはおいしさだけではなく、私たちのからだを守る、頼もしい力があります。

 特に、注目されているのが野菜の色に含まれる抗酸化物質です。人間のからだの中では、いろいろな場所で種類の違う活性酸素が発生するので、抗酸化物質もいろいろな種類を摂る必要があります。まずは、いろいろな色の野菜を食べてみましょう。

 紫色素のアントシアニンは、ブルーベリーで有名ですが、紫キャベツや、紫玉ねぎにも含まれ、眼精疲労の回復に効果があります。また、紫キャベツは、緑のキャベツに比べ、ビタミンC食物繊維が豊富で、美肌効果と便秘に効果的を発揮します。ビタミンUを多く含むため、胃腸の粘膜の代謝をよくするなどの整腸作用もあります。

 このレシピでは、ヨーグルトをドレッシングのベースにしているので、乳酸菌の働きでさらにデトックス効果も高くなります。紫キャベツや、紫玉ねぎを見かけたら、作り置きして野菜不足を解消してください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

材料2人分

 紫きゃべつ  1/4個(約300g)
 紫玉ねぎ  1/4個
 りんご  1/4個
 ドレッシング  
  プレーンヨーグルト  100ml
  砂糖  小さじ1
  ワインビネガー  大さじ1
  塩、こしょう  適宜
  レモン汁  適宜
 ブラックオリーブ  少々

作り方
(1)紫きゃべつはスライサーでせん切り。紫玉ねぎも薄くスライスして、軽く塩をして5分ほどおく。
(2)ボールに(1)を軽く水気を絞りいれ、塩、こしょう、ワインビネガー、ヨーグルト、砂糖を加えてあえ、冷蔵庫に入れ半日くらいおく。味を見て、レモン汁を加える。食べる直前にりんごの千切りを加え混ぜる。
(3)器に(2)のきゃべつを山高に盛り付け、ブラックオリーブのスライスをトッピングする。

※総カロリー 1人分:122kcal
(料理製作時に材料を計量して算出した概算です。目安としてご利用ください)

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