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「カラーコーディネート レッスン」part 2
シーズンタイプごとのコディネート

 みなさん、こんにちは。パーソナルカラリストの斎藤薫です。
「カラーコーディネート レッスン」part 1で コーディネートを成功させるための3つのポイントをご説明いたしました。part 2ではシーズンタイプごとのコーディネートをさらに詳しくご説明していきます。ご自分のパーソナルカラータイプの着こなしのポイントが分りますので、ぜひ、参考にしていただきたいと思います。

各シーズンタイプとも色の表を参照してください。
☆ポイント1 ベーシックカラー(基調色)はこちらをクリック
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☆ポイント2 アクセントカラー (差し色)はこちらをクリック

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☆Spring ~春タイプのコーディネート
 春タイプのカラーイメージを言葉で表現すると「みずみずしい」「フレッシュ」「華やかな」「健康的な」「若々しい」「キュート」「フレッシュ」。四季の春のイメージです。春のカラーパレットは明るくクリア(ライト、ブライト、ビビットトーン)な色がメインですが、ソフトな色調や、ペールトーンなどの微妙な色も含まれます。
   
*コーディネート・・・「パーソナルカラーレッスン」でもご説明していますが、春タイプは肌、髪、瞳の色から見ていくと、明るくクリアな色がとても良く似合います。ベーシックカラーの☆印を参考に、全体的に明度の高い(明るさのある)色、温かみを感じる(黄味より)を選ぶようにしましょう。アクセントカラーも☆の数を参考に選んでみましょう。地味な色や濁った色、暗い色をなるべく避けて、全体を明るい色合いでコーディネートしていくのが秘訣です。
*布の素材・柄のイメージ
(素材)光沢のある、滑らかな、ソフトな、透明感、シンプルな感じの風合い
(柄)繊細な柄、ストライプ、カジュアルなチェック、可愛らしさを感じさせるもの
*ファッションコーディネートのテクニック・・・コントラスト・コディネート=アクティブな印象なら、メリハリのある大胆な配色で。ただし華やかな色合いが多いので色の使い過ぎに気をつけましょう。 グラデーション・コーディネート=優しい印象なら柔らかい素材の重ね着やソフトな色でまとめましょう。

☆Summer ~夏タイプのコーディネート
夏タイプのカラーイメージを言葉で表すと「優しい」「エレガント」「繊細」「清涼感」「フェミニン」「梅雨時に咲く紫陽花や夏の朝顔」なような爽やかなパープリッシュな、梅雨時の空や海のグレイッシュでソフトなブルーのイメージです。夏のカラーパレットはブルーベースの穏やかな色調、淡くソフトな色合いや、ライトグレイッシュトーン、ペールトーンなどが中心となります。

*コーディネート・・・夏タイプは肌、髪、瞳の色から見ていくと、優しく、淡い色がとても良く似合います。ベーシックカラーの☆印を参考に、全体的に中明度から高明度の色で派手すぎない比較的おとなしめの色で優しく、エレガントに、少し甘さを加えてコーディネートしましょう。アクセントカラーも☆の数を参考に選んでみましょう。濁った色や強い色、全体を暗くするようなコーディネートを避けて、爽やかで、エレガントなイメージでコーディネートしていくのが秘訣です。
*布の素材・柄のイメージ
(素材)繊細な、薄い(シースルー)、ソフトな、しなやかな、透明感、滑らかな感じの風合い
(柄)繊細な柄、優しい花柄、細かいプリント、水玉、ビーズ、刺繍
*ファッションコーディネートのテクニック・・・グラデーション・コーディネート=ソフトな色合いが多いので、多色使いで柔らかく色を重ねていきましょう。繊細な柄、薄い素材の重ね着もとても素敵に着こなせます。

☆Autumn ~秋タイプのコーディネート
秋タイプのカラーイメージを言葉で表すと「落ち着いた」「成熟した」「華麗」「知的な」「ゴージャス」「紅葉」に見られるような落ち着いた深みのある色のグラデーション、シックで実りの秋のような成熟感のあるイメージです。秋のカラーパレットはゴールドを基調にした落ち着いた中間色の色調、ディープトーン、グレイッシュトーンなどが中心となります。

*コーディネート・・・秋タイプは落ち着いた、マットな色がとても良く似合います。ベーシックカラーの☆印を参考に、全体的に落ち着いた色合いで、リッチ感のある色でまとめてみましょう。アクセントカラーも☆の数を参考に選んでみましょう。全体のイメージを明るすぎる色や派手な色でまとめると、秋タイプの成熟感やゴージャスなイメージが生かされないので、避けたほうが素敵です。明るさを強調したい時は秋タイプのカラーパレットからソフトさを感じさせる色を選んで、コーディネートしていくのが秘訣です。
*布の素材・柄のイメージ
(素材)厚手のもの、自然素材、柔らかで優雅な光沢感のある、エスニックな素材
(柄)ペーズリー柄、アニマル柄、エスニック柄細、大胆な植物柄(バティックなど)
*ファッションコーディネートのテクニック・・・グラデーション・コーディネート=秋の紅葉のような微妙な多色配色が個性をひきたてます。シックな落ち着いた色が多いので、単色では寂しい印象になってしまいます。小物などでアクセントカラーを有効に使いましょう。

☆Winter ~冬タイプのコーディネート
秋タイプのカラーイメージは「都会的」「スタイリッシュ」「シャープ」「クール」「マニッシュ」「理知的」「神秘的な」「クリスマスの真紅や濃い緑」「ウィンタースポーツのはっきりとした色」「氷の世界のアイシーカラーなど、冬の空気を感じさせる、直線的でクリアで、煌き感のあるイメージです。冬のカラーパレットはビビットな色、白から黒までの無彩色、アイシーカラーなど、明るさがあり、はっきりとした色調、ビビットトーン、ダークグレイッシュトーン、そしてペールトーンなどが中心となります。

*コーディネート・・・冬タイプは濁りのない、はっきりした色、コントラストのしっかりとした色がとても良く似合います。ベーシックカラーの☆印を参考に、無彩色同士のコーディネートやメリハリのある配色でまとめてみましょう。アクセントカラーも☆の数を参考に選んでみましょう。全体に地味な感じやぼんやりとした印象のコーディネート、は避けたほうが良いでしょう。大胆ではっきりとした色の組み合わせやモノトーンコーディネートですっきりとクールに、シャープな冬タイプのイメージを生かすコーディネートを心がけましょう。
*布の素材・柄のイメージ
(素材)深み、優雅な光沢、コシ張り感のもの、人工的、しゃきっとした、素材
(柄)大胆な柄(アールデコ、アールヌーボー)幾何学的、ストライプ柄、モダン
*ファッションコーディネートのテクニック・・・コントラスト・コーディネート=存在感のある色やビビットな色が多いので色の使いすぎには気をつけましょう。すっきりとシャープに色の数を抑えシンプルにコーディネートするのが素敵です。モノトーンの装いにビビットカラーでコントラストをつけたコーディネートなどが個性をひきたてます。

それぞれのタイプのコーディネートのポイントお分かりになっていただけましたか?
ぜひ参考になさって、春物のお買い物に役立ててくださいね。
次回はコーディネートを引き立てるアクセサリー、小物のカラーポイントをご説明していきますね。

斎藤 薫 (パーソナルカラリスト)
パーソナルカラリストとして、個人向けアドバイス、ロータリークラブでの講演、フィニッシングレッスン など開催。
ブログ「おしゃれ☆おいしいもの好きな☆パーソナルカラリストの日記

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