さけと冬野菜のハーブソース添え
「さけと冬野菜のハーブソース添え」――アンチエイジング料理レシピ(84)
世界的な暖冬といわれていますが、やはり冬は寒さが身にしみます。40代を過ぎると肌の乾燥の悩みを持っているひとが多いといわれますが、この季節は特に保湿が必要です。肌のお手入れとともに、食事からも潤いを取り戻したいものです。
からだに乾燥によるかゆみを感じるときは、皮膚や粘膜を正常にして潤いを与えるビタミンA(レチノール)を積極的に摂る必要があります。野菜に含まれるカロチンから摂ると、必要なだけからだの中でレチノールとして働くので、摂りすぎを心配することもありません。
また、普段から神経の興奮を抑えるカルシュウムも忘れずに摂りましょう。カルシュウムを効率よく摂るには乳製品が1番です。ハーブソースは、牛乳をたっぷり使いながら匂も気にならず、ビタミンB群を多く含み美肌効果の高いさけとの相性も良く、おいしくいただけます。
(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)
材料2人分
さけ | 2切れ |
白ワイン、水、セルフィーユ、ミニにんじん、かぶ、カリフラワー、芽キャベツ、ほうれん草、ハーブソース | 適宜 |
小麦粉 | 大さじ1 |
バター | 小さじ2 |
牛乳 | 300ml |
ケパー(みじん切り) | 10粒 |
セルフィーユ(みじん切り) | 1本分 |
作り方
(1)さけは1口大の削ぎ切りにし、軽く塩、こしょうをしておく。かぶは皮をむいてくし型にする。カリフワーは子房に分ける。ほうれん草は色よくゆで、1度水にとってから水けを切って、4~5cmの長さに切る。
(2)鍋に水を入れ、ほうれん草以外の野菜をいれてゆでる。柔らかくなったら、バター少々を加えて照りが出るまで煮詰め、取り出し保温しておく。
(3)(2)の鍋に白ワインとひたひたの水をいれ、さけとセルフィーユを加えて蒸し煮する。さけを取り出す。
(4)(3)の鍋のさけのゆで汁に牛乳を加え、バターと小麦粉を練ったもの(ブールマニエ)を加え、とろみがとくまで煮詰める。ケパーとセルフィーユのみじん切りを加える。塩、こしょうで味を整える。
(5)皿に温かい野菜とさけを盛り、熱々のハーブソースをかける。
※総カロリー 1人分:367kcal
(料理製作時に材料を計量して算出した概算です。目安としてご利用ください)
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