アンチエイジングニュース

「バナナのフルーツグラタン」――アンチエイジング料理レシピ(80)

 何かと忙しい季節になると、食事が不規則になったり、メニューが単調になりませんか。
 疲れがとれない、気力が出ないというときこそ、少しがんばって、食事を見直して見ましょう。簡単な食事を続けていると、糖質や脂肪を摂ることが多くなり、ビタミン、ミネラルなどは不足しがちになります。糖質を体内でエネルギーとして利用するときに必要なのがビタミンB1です。不足すると糖質がうまく代謝されず、肉体的な疲れや、倦怠感が表れます。また、水溶性でからだにためて置けないビタミンですから、毎回の食事に取り入れるようにしましょう。
 バナナは、フルーツの中でもビタミンB群がバランスよく含まれています。免疫細胞を活性化する力も強いので、忙しい時にも取り入れたい食材です。活性力は熟成度で違うので、バナナを選ぶときは黒い斑点があらわれてきているものを選ぶと良いでしょう。

 このフルーツグラタンは、手軽にできるヨーグルトソースとの組み合わせで、イライラを抑えるカルシウムや、マグネシウムも一緒に取ることができます。ヨーロッパではマンマ味として親しまれており、寒い季節のデザートとして欠かせません。ソースも簡単にできて、本格的なの味わいが楽しめます。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

材料直径10cmのグラタン皿 2皿分

 バナナ  1本
 レモン汁  少々
 ヨーグルト  100g
 生クリーム  20g
 全卵  1個
 卵黄  1個分
 グラニュー糖  50g
 バニラビーンズ  1/2本
 (洋ナシ、プラム、ラズベリー、オレイユ)  適宜

作り方
(1)バナナは、厚めの輪切りにしてレモン汁をふっておく。洋ナシは薄く切る。プラムは半分にする。
(2)ボールにヨーグルトとグラニュー糖を入れ、しつかりと混ぜる。全卵と卵黄、バニラの中身の粒も加え、泡立てないようによく混ぜる。
(3)耐熱皿に(1)のフルーツを入れ、ラズベリーも散らしてから(2)のクリームを流しいれて、180℃のオーブンで20~30分くらい焼く。仕上げにオレイユを飾る。 

※総カロリー 1皿:332kcal
(料理製作時に材料を計量して算出した概算です。目安としてご利用ください)

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