アンチエイジングニュース

「牡蠣のチャウダー」――アンチエイジング料理レシピ(78)

 同じ年齢の人でも、若く見える人や、老けて見える人がいるのは、生物学的年齢の進み方が暦年齢と同じではないからです。また、老化の進み方も体の部分で違うといわれています。肌年齢、骨年齢、腸年齢、血管年齢などという言葉をよく聞きますね。ゆっくりとした老化のためにも自分の進み方を知り、自分にあったアンチエージング対策が必要です。
  
 骨の老化は骨量の減少です。丈夫な骨をキープするためにも主要な材料のカルシュウムは欠かせません。毎日取れるようカルシュウムの豊富な食材を知り、料理のレパートリーを増やしましょう。旬の牡蠣は、カルシュウムや鉄、亜鉛など必須ミネラルが豊富です。また、野菜やきのこがたっぷりのチャウダーなら、骨を強くするコラーゲンの生成を助けるビタミンCや、カルシュームの吸収を良くするビタミンDも一緒にとれます。牛乳を使うのでカルシュウムが強化されるだけでなく、牡蠣が苦手な方でもおいしくいただけます。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

材料2人分

 牡蠣  12個
  白ワイン  大さじ1
  バター  小さじ2
 ベーコン  1枚
 じゃがいも  小2個
 玉ねぎ  1/2個
 セロリ  1/4本
 マッシュルーム  4個
 魚のスープ(ホタテだしなどでもよい)  300ml
 牛乳  200ml
 塩  小さじ1
 こしょう、パセリのみじん切り  

作り方
(1)牡蠣は冷たい塩水で振り洗いしておく。鍋にバター小さじ1を溶かして牡蠣を入れ、30秒くらい炒めたら、火を消して余熱でふっくりさせて白ワインを振る。皿に取り出し、汁はスープに加えておく。
(2)玉ねぎ、じゃがいも、セロリは、大きめの角切りにする。マッシュルームは厚めにスライスする。ベーコンは2cm幅に切る。
(3)(1)の鍋にバターを足し、(2)の野菜を弱火で蒸し煮するように炒める。スープを加え、15分くらい煮て、野菜が柔らかくなったら牛乳と塩を加える。なじんだら(1)の牡蠣も加え弱火で温める。味を整えて器に盛り、パセリを振る。 

※総カロリー 2人分:500kcal
(料理製作時に材料を計量して算出した概算です。目安としてご利用ください)

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