鶏肉の青ねぎ巻き
秋の冷たい雨のあとは、季節が一段と進み風邪をひく人が多いようです。寒い季節を迎えるために免疫力を上げておきたいものですね。
良質のたんぱく質は、体を構成し、粘膜や免疫細胞の材料になります。粘膜を健康に保つビタミンAや、体の中でビタミンAに変わるβ―カロテン、ビタミンCが豊富な野菜を組み合わせ、食事で免疫力を高めましょう。
鶏肉には、糖質や脂肪酸の代謝を助け、免疫力を強化するパントテン酸が豊富に含まれています。アンチエージングのためには胸肉やささみのような低脂肪の部位を選んだ方が良いのですが、むね肉やささみに比べると脂肪量が若干多めの鶏のもも肉には、関節の健康を保つコラーゲンが多く含まれています。脂肪を適度に取り除ける網焼きにしましょう。
野菜も一緒に焼くと、思ったよりたくさんの量をいただくことができます。七味唐辛子をふり、さらに体をほかほかにしましょう。
(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)
材料(2人分)
鶏もも肉 | 1枚 |
塩 | 小さじ1 |
酒 | 大さじ2 |
しょうゆ | 大さじ2 |
みりん | 大さじ2 |
青ねぎ | 1/2わ |
赤ピーマン | 1/2個 |
万願寺しし唐 | 2本 |
七味唐辛子 | 適宜 |
作り方
(1) 鶏肉は、厚みをそろえるために肉の厚い部分をそぎ切りして、薄い部分に重ねて平らにする。塩、酒をふり、30分くらい置く。
(2) 鶏肉の皮目を下にして広げ、同じ長さに切った青ねぎを中央に置き、端からしっかりと巻き、金串を末広に打つ。
(3) よく熱した魚焼き網で、(2)と赤ピーマン、万願寺しし唐を焼く。素焼きしてあと、みりんとしょうゆを合わせたたれをつけながら、焦がさないように色よく焼き上げる。
(4) (3)を食べやすい大きさに切り、焼き野菜も食べやすく切って盛り合わせる。好みで七味唐辛子をふる。
※1人分のカロリー:293kcal(料理製作時に材料を計量して算出した概算です。目安としてご利用ください)
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