ひじきとレバーのゆずゴマあえ
暑くて食欲がないからと食事を簡単に済ませている人は鉄不足による貧血が心配です。最近の調査によると、鉄不足は40代の女性が一番多く、男性も年齢が高くなると鉄の吸収率が低下するとも言われます。
体内で鉄は酸素を体の中の細胞まで運ぶ働きや運動する時に酸素を利用する働きをして栄養素の燃焼に役立ちます。所有量は男性なら10ミリグラム、女性は12ミリグラムと微量ですが、大きな働きをしています。
貧血になると髪の毛が抜けたり細くなったりしますし、代謝が悪いので顔色が悪くなり、年齢よりふけて見え、アンチエイジングの大敵です。
薄味で煮たひじきとレバーのあえ物は鉄の足し算効果があり、吸収をよくする酢を加えた最強メニューです。ゆずゴマの辛さと香りで、レバーが苦手な方でも食べやすくなっていますから、ぜひ夏の食卓に加えてください。(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)
材料(2人分)
ひじき(乾燥) 20グラム
レバー(焼き鳥) 2串
かつおだし 150ミリリットル
砂糖 小さじ1
しょうゆ 1カップ
酒 少々
ゆずゴマ 小さじ2分の1
米酢 大さじ1
砂糖 小さじ1
ひじきの煮汁 大さじ1
塩 少々
ゆでた枝豆 適宜
作り方
(1)ひじきは水に15~20分ほど漬けて戻し、よく洗ってざるに空け、水気を切っておく
(2)鍋にだしと調味料を入れ、(1)のひじきを加えて、柔らかくなるまで煮る。最後に焼き鳥のレバーを加え、ひと煮立ちしたらそのまま冷まし、冷蔵庫で冷やしておく
(3)ボールにゆずゴマと酢、砂糖、ひじきの煮汁、塩を加え、よくあわせた中に冷やした(2)を合わせて混ぜる
(4)器に盛り、ゆでた枝豆をたっぷりと散らす
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