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今年も世界一!――ハセ博士のヘルシー情報最前線(121)

 世界保健機関(WHO)が発表した2006年版の世界保健報告によりますと、04年時点の日本人の平均寿命は昨年と同じ82歳で、世界一を維持していたそうです。

 性別でみると、日本女性の86歳はダントツで最長寿を記録しました。男性の場合は79歳で、サンマリノとアイスランドが並び、最長寿国を維持していました。

 ちなみに、平均寿命が80歳以上の国はWHO加盟192ヵ国のうち16ヵ国で、前年比2ヵ国増ええていたそうです。

 60歳以上の高齢者が人口に占める割合(高齢者比率)も日本は25.6パーセントで首位でした。

 一方、平均寿命が最も短い国はジンバブエの36歳でした。「人生50年」に満たない27ヵ国はアフガニスタン以外すべてアフリカで、エイズのまん延が大問題となっている地域です。

 医療スタッフの員数・配置問題では、エイズの感染拡大が続くマラウイやタンザニアで、人口1000人当たりの医師数が0・02人と、アフリカ諸国でスタッフ不足が極めて深刻になっています。

 日本は1000人当たりの医師数は1・98人と、192ヵ国中63位の中位水準にとどまっており、1位サンマリノの47・35人には遠く及ばず、OECD加盟国の中では最低クラスだったそうです。

 同様に看護師数は27位、歯科医師数は同28位と、世界のトップ水準には達していないとのことです。

 さて、この医療スタッフが充実していないのに、長寿ではダントツで世界1位というのはどういう理由によるのでしょうか? 食べ物、あるいは衛生状態? 気になります。

ハセ博士=薬学博士。国立大薬学部や米国の州立大医学部などで研究や教官歴がある。現在は製薬企業で研究に従事している

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