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 梅雨明けと同時に暑い夏がやってきます。食欲が低下した時や疲れが取れない時はトマト料理を取り入れましょう。

 トマトの2大パワーはリコピンとクエン酸です。トマトの酸味の元になっているクエン酸は、疲労時に増えている乳酸をスムーズに代謝する働きがあります。また、血糖の上昇を穏やかにするので、脂肪の蓄積を防ぎ、夏太りを防ぐ効果も期待できます。

 トマトの赤い色に含まれるリコピンは紫外線による肌のダメージを防ぎます。ビタミンCとともに、リコピンの抗酸化力がしみの元のメラニンの発生を抑えるので、日焼けが気になるこれからの季節は毎日食べることをお勧めします。

 夏野菜のトマト煮は、にんにくやオリーブオイルをたっぷり使った南仏の田舎料理です。南仏を含む地中海沿岸地方は、国はさまざまでも共通した気候風土や歴史を持ち、独特の文化を創ってきました。日本食と並んで世界的な健康食と言われる地中海料理は、肉より魚を多く食べ、動物性脂肪より植物性脂肪を取ることが基本です。トマト煮を作っておくと、魚や鶏肉のソースとしても重宝ですし、パスタと組み合わせることもできます。。(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

南仏風夏野菜のトマト煮

材料(4人分)

たまねぎ         大1個
ズッキーニ       1本
なす           2個
セロリ          大2分の1本
トマト           大4個
にんにく         4片
塩            小さじ1
EXVオリーブオイル  80ミリリットル
ベイリーフ、オレガノ、バジル、タイム   適宜

作り方

(1)玉ねぎは、粗みじん切り、トマトは湯むきして、ザク切りにする。ピーマンとセロリ、なす、ズッキーニも縦四つ割りにする。にんにくはつぶして荒みじんにしておく

(2)鍋にオリーブオイルを熱し、にんにくとたまねぎを香ばしく炒める。ザク切りのトマトとピーマン、なす、セロリ、ズッキーニを加え、ベイリーフやオレガノ、バジル、タイムなどのハーブを入れ、塩も加えてふたをして、野菜が柔らかくなるまで弱火で煮る。最後にふたを取り、煮詰めて仕上げる

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