サバのオーブン焼き
厚生労働省による約4万人を対象にした大規模な調査で、魚を毎日食べる人は、ほとんど食べない人より心筋梗塞や心臓病の発生リスクが約4割低いという調査結果が公表されました。魚に含まれるEPAやDHAの予防効果が改めて示されたものです。
血小板の凝結を抑えたり血栓を防いだりする作用があり、血液サラサラ効果が注目されている魚の脂肪のEPAやDHAは、サバやイワシ、ブリなどの脂の載った青魚に豊富です。
1日に取りたい目安は、EPAとDHA合わせて500~1000ミリグラムですが、このメニューのサバ1食分で取ることができます。パサパサになりやすい焼き魚も白ワインで蒸し煮にすることでジューシーに仕上がりまし、蒸し汁を残さずかけることで、無駄なく取ることができます。
魚の脂は酸化されやすいので、新鮮なものを選んでください。抗酸化力のあるハーブやトマトを組み合わせるとより効果的です。(管理栄養士・石井多津子)
材料(2人分)
サバ(2枚おろしにしたもの) 1枚
塩、こしょう 適宜
EXVオリーブオイル 小さじ1
タイム(ドライ) 大さじ2
にんにく 1片
ローズマリー 4本
白ワイン 50ミリリットル
トマト 小1個
グリーンオリーブ 2個
作り方
(1)サバの両面に、塩、こしょう、タイム、みじん切りにしたにんにくをまぶし、1時間以上置いておく
(2)オーブンを230度に温めておく。天板に(1)を入れ、ローズマリーと白ワインを加え、20分くらいかけて蒸し焼きにする。途中で天板に蒸し汁をかける。トマトは横半分にして一緒に焼く
(3)焼きあがったら皿に盛って、蒸し汁をかけ、焼きトマトとオリーブを添える
この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新記事をお届けします