アンチエイジングニュース

 お正月のごちそうで疲れた胃を休めるために、昔から7日には七草がゆを食べる習慣がありますが、温かくて消化の良いスープもこの時期にはうれしいメニューです。

 野菜の甘みとコクがぎゅっと詰まったポタージュの原型ともいえるこのスープは、たくさんの野菜を簡単に取ることができます。野菜の組み合わせは自由ですが、アンチエイジングには栄養価の高い赤ピーマンがお勧めです。青ピーマンを完熟させた赤ピーマンは、抗酸化ビタミンのビタミンEやビタミンC、カロテンなどを、1個で1日の必要量の半分近く取ることができます。カルシウムを効率よく取れる牛乳も、寒い季節は冷たいままでは飲みにくいものですから、スープでたっぷり召し上がってください。(管理栄養士・石井多津子)

赤ピーマンのスープ

材料(2人分)
 
赤ピーマン                   1個
じゃがいも                   1個
かぶ                      1個
ポロねぎ(または長ねぎの白い部分)   3分の1本
バター                      15グラム
コンソメスープ (コンソメの素2分の1個) 400ミリリットル
塩                         少々
こしょう                      少々  
牛乳                       300ミリリットル  

作り方

(1)赤ピーマンは種を取り、千切りにする。ねぎは洗って薄い小口切りにする。じゃがいもとかぶは皮をむき、薄い輪切りにする

(2)煮込み鍋にバターを溶かし、ねぎを炒め、しなっとしたら、じゃがいもとかぶ、赤ピーマンを加えてよく炒める

(3)コンソメスープを加え、煮立ったらあくを引き、塩を加えて弱火で20分くらい煮る。途中で赤ピーマンとかぶを少し取り出し、角切りにしておく

(4)(3)が柔らかく煮えたら牛乳を加え、ミキサーにかけて滑らかにする。鍋に戻して温め、塩とこしょうで味を整える

(5)スープボールに盛り、(3)の赤ピーマンとかぶを浮き身にし、こしょうで味にアクセントをつける

  • facebook Share
  • Tweet
  • LINE

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新記事をお届けします

カテゴリ一覧