アンチエイジングニュース

 何かとお酒を飲む機会の多いこの時期は、体に優しいお酒の飲み方を工夫しましょう。肝臓への負担を軽くするためには、飲む前にチーズやナッツのような脂肪分の多い食品をまず少量食ベましょう。胃からのアルコール吸収速度を弱めて、血中アルコール濃度の急激な上昇を抑えます。

 酒のサカナを楽しみながらゆっくり飲むことが大切ですが、ついつい食べ過ぎになることもありますよね。飲みすぎ同様、食べ過ぎもカロリーオーバーにつながりますから、酒のサカナを選ぶ時は工夫が必要です。

 寒い季節なら、おぼろ豆腐をたっぷり使った野菜椀がお勧めです。大豆に含まれるレシチンは肝臓に余分な脂肪分が蓄積する脂肪肝を予防する働きがあリます。また、脳細胞や神経細胞を活性化し、記憶力や集中力を高めて脳の老化を防止します。青魚の刺身などと組み合わせると最強のアンチエイジング効果が得られます。冬においしい白い野菜は、体を温める働きがありますから、お酒を飲まない方もお召し上がりください。(管理栄養士・石井多津子)

白い野菜と海老団子のおぼろ豆腐椀

材料(2人分)

れんこん    50グラム
カリフラワー  4分の1個
里芋       2個
ごぼう      少々
海老団子    2個
マイタケ     4分の1パック
だし汁      3カップ
しょうゆ     小さじ2
おぼろ豆腐   1パック
クコのみ     2個
三つ葉      少々
ごま油      適宜

作り方

(1)ごぼうは皮をこすり洗いして、ささがきにし、れんこんは小さめの乱切りにして、水に5分ほどつけてから、ざるにあけておく。カリフラワーと里芋は軽く下ゆでする。マイタケは汚れをふき取り、細かく分けておく

(2)鍋にごま油を入れ、(1)を軽く炒め、だし汁と調味料を合わせ、柔らかくなるまで煮る。おぼろ豆腐と団子を加え、豆腐を崩すようにしてからさっと煮て、お椀に盛る。三つ葉とクコの実を載せる

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