NPO法人アンチエイジングネットワークが2005年7月27日から9月7日までサイト上で実施した「アンチエイジング意識調査」の結果をレポートします。（有効回答は4131人　＜男性1658人、女性2473人＞）

　毎日あるいは時々サプリメントを摂っていると答えた回答者2253人に、どんなサプリメントを摂っているか聞いた（複数回答可）。

　1位はビタミンC（1191人）、2位はビタミンB群（770人）、3位はコエンザイムQ-10（671人）、4位はビタミンE（596人）と、ビタミン人気の中でコエンザイムQ-10の大健闘が目立った。

　コエンザイムQ-10がブレイクしたのは昨年秋だから、わずか1年で人気サプリメントの地位を確立したと言える。この特徴は抗酸化作用と細胞活性化促進で、アンチエイジングを体現するものと言っていい。アンチエイジングという抽象的な言葉を具体化するものとしてコエンザイムQ-10が摂取され、3位を獲得したという解釈が成り立つ。とすれば、今後もよほどのことがない限り、人気者の地位を保ち続けるだろう。（AANウェブ編集部・西野浩史）