アンチエイジングニュース

 夏の暑い時期は、疲れやすく、食欲もなくなりがちですが、食べないでいると、秋口に夏バテでダウンしてしまいます。

 そこで、まずは具沢山の味噌汁で朝食をしっかり取り、体を目覚めさせましょう。夏の、具沢山の味噌汁に、枝豆のポタージュとも言える呉汁があります。枝豆は、カロチンやビタミンB群、ビタミンCを含み、たんぱく質も豊富な野菜です。

 ポリフェノールなど抗酸化ビタミンが豊富な夏野菜も一緒にいただきましょう。呉汁は冷たく冷やしてもおいしいのですが、暑い時に熱いものを食べるのは昔からの夏バテ解消の知恵です。

 現代では、1日中冷房の効いた室内で過ごすことが多くなっています。汗をかくことの少ない人や冷房で冷えて血液の循環が悪くなっている人は、熱い食べ物を摂って、体の中から温めるのがよいようです。汗をかくことで新陳代謝が高まり、体の老廃物を排出できます。(管理栄養士・石井多津子)

夏野菜の呉汁

材料(2人分)

枝豆    150グラム
だし汁   1カップ
味噌    大さじ1
なす    1本
かぼちゃ  80グラム
オクラ   2本

作り方

(1)なすは網またはオーブントースターで焼き、皮をむいて1口大に切る。かぼちゃも1口大に切り、電子レンジなどで柔らかく煮ておく。オクラは塩でもんで表面の毛を取り、柔らかく煮てから2つ切りにする

(2)枝豆は色よくゆで、だし汁と合わせてミキサーにかけ、なめらかにする。よりなめらかにしたい場合は、すり鉢で擦り合せるとよい

(3)(2)を鍋にあけ、味噌を加えてよく溶かしてから火にかけ、沸騰直前に火を止め、呉汁を作る。おわんに(1)のなすとかぼちゃを盛り、上から呉汁を注ぎ、オクラを添える

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