アンチエイジングニュース

 日本の伝統食には抗酸化物質のポリフェノールが豊富に含まれるものが多く、見直したいものです。

 特に大豆と大豆製品に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストラゲンに似た物質で、活性酸素による酸化を防ぎ、コレステロール値を下げる働きがあります。

 大豆製品の厚揚げはカルシウムも豊富です。新れんこんと組み合わせて、ボリュームのある南蛮煮にしました。常備菜として煮物は便利ですが、毎日では飽きてしまいますし、塩分の取りすぎにもつながります。

 こうした和食の欠点をカバーするためにも、酢や香辛料を利用しましょう。酸味が加われば薄味でもおいしく食べられ、減塩につながります。また、ピリッとした味わいが食欲を誘います。(管理栄養士・石井多津子)

れんこんと厚揚げの南蛮煮

材料(2人分)

厚揚げ            1枚
れんこん           200グラム
ごま油            大さじ2分の1 
赤唐辛子           少々
かつおダシ          1カップ
しょうゆ            大さじ1
みりん            大さじ2
砂糖             大さじ1
米酢             大さじ1

作り方

(1)れんこんは乱切りにして、酢水に漬けておく

(2)フライパンを熱し、ごま油を入れて厚揚げを炒める。(1)のれんこんと輪切りにした赤唐辛子を加えて、軽く炒める

(3)全体に油がからまったら、だしを入れ、煮立ったらみりん、砂糖、しょうゆの順に加える。れんこんに火が通ったら、酢を加え、強火にして煮汁を少し煮詰める

(4)煮汁につやが出たら、火を止め、盛り付ける

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