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容貌の老化

日本の文化ではこれまで、「年をとれば角が取れて柔和になる」、つまり「媼」という言葉で表される捉え方があったが、西欧ではどちらかというと若さを讃える、いわば「ユースカルト」という思いが優先していた。
ルネッサンス期のドイツの画家、デューラーは「野うさぎ」、「アダムとエヴァ」、「祈る手」など数々の名作を残している。その中でも、自分の母が63歳の時を描いたと言われる作品は、老醜を描いて余すところがない。
 ※第Ⅰ章 鏡よ鏡(5)「ジェロントフォビア」参照

”美しく老いる”の対極にある老婆の像で、作者は老いのもたらす醜さを、冷酷な写実性でえぐり出す。
この容貌の変化を一言で括れば「たるみ」となるが、その他にも容貌の老化は、
次の8つで特徴づけられている。
1.髪→薄毛、白髪
2.額のしわ
3.まぶたのたるみ
4.下瞼の膨らみ
5.頬のたるみと法令線の深まり
6.口唇の縦じわ
7.マリオネットライン
8.下あごのたるみ
この画を眺めるほどに“年はとりたくないもの”と誰しも思うのではなかろうか。

 

容貌の老化は土台から

老化の二大課題として、認知症と最近は老化に伴う骨粗鬆症が問題になっている。
だが、顔面骨も加齢により吸収変形をきたすことはあまり知られていない。
その典型的な変化は、次の4つであり、これが顔のたるみに繋がっている。
1.眼窩の拡大:眼窩脂肪の吸収と相まって、目が窪んで見える。
2.ほほ骨の吸収
3.鼻腔の拡大
4.顎、歯槽骨の吸収:口元が貧相に、寂しくなる。

その上の筋膜も緩み、脂肪組織の支持組織も緩み、皮下脂肪が下方に移動し、たるみとなる。

 

 

>>>『WHY?Anti-Ageing』バックナンバーはこちら

Dr.SHIOYA2 塩谷 信幸(しおや・のぶゆき)
アンチエイジングネットワーク理事長、北里大学名誉教授、
AACクリニック銀座名誉院長、創傷治癒センター理事長

現在、北里研究所病院美容医学センター、医療法人社団ウェルエイジングAACクリニック銀座において診療・研究に従事しているほか、日本形成外科学会名誉会員、日本美容外科学会名誉会員として形成外科、美容外科の発展に尽力するかたわら特定非営利活動法人 アンチエイジングネットワーク理事長、日本抗加齢医学会顧問としてアンチエイジングの啓蒙活動を行っている。

【著書】
一年で一歳若返る/アンチエイジングのすすめ(幻冬舎)
美容外科の真実/メスで心は癒せるか?(講談社)
40代からの/頭と体を若返らせる/33の知恵(三笠書房)
「お若いですね」と言わせよう。(ゴルフダイジェスト)
など
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