アンチエイジングQ&A

20代後半に入って来てから、日焼けによるシミ・ソバカスが気になってきました。肝斑に効果があるとされているトランサミンは、日焼けによるシミ・ソバカスにも効果があるのでしょうか? また、ハイドロキノンは、肝斑以外のシミにも効果があるのでしょうか?

トランサミンは本来止血目的や抗アレルギー、抗炎症薬として使われてきました。
これが、皮膚のシミ(肝斑、老人性色素斑、炎症後色素沈着)などにも効果があることが分かり、臨床応用されています。ですので、日焼け後のシミそばかすなどにも効果が期待できます。

一方、ハイドロキノン は「肌の漂白剤」とも呼ばれる医薬品で、その作用はビタミンCの230倍といわれています。ハイドロキノンの効果は、シミ・ソバカスなどや炎症後の色素沈着を改善します。市販の化粧品にも配合されているものもありますが、濃度は低いです。
濃度が高いと効果は高まりますが、それだけ刺激が強く赤みなどが出やすくなってしまいます。ハイドロキノンは、この赤みを一旦出して改善するときに最大限の働きをします。しかし、使用後の紫外線対策や、過度の炎症で余計に症状を悪くしてしまうことも多々あります。

専門機関を受診し、適切な使用方法で試してみてください。

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