アンチエイジングQ&A

ここ2年位の内に顔の左右対称に肝斑ができ、形成外科や皮膚科などで診てもらっています。形成外科ではレーザー照射、皮膚科ではピーリングや胎盤注射をして頂いていますが、相変わらずぺたっと張り付いたシミにはこれといった効果があらわれません。皮膚科ではトランサミンの内服薬を頂きましたが副作用を心配しなくてもいいのでしょうか?何か効果的な治療法があればぜひお教えください。

  • 質問:mary 50代女性
  • 回答:アンチエイジングネットワーク事務局

肝斑はトランサミンの内服とハイドロキノンというメラニンの活性を抑える作用のある外用剤でコントロールするのが一般的な治療です。
トランサミンは副作用として、胃もたれや下痢などをおこすことがありますが、ほとんどの方は副作用なく内服できる薬です。内服量や飲み方、内服期間は医師の指導を守って下さい。
肝斑の場合、Qスイッチルビーレーザー、アレキサンドライトレーザーなどは効果がないと言われています。IPL(フォトフェーシャル)をごく弱く照射するのが効果的な事もあります。
又、トレテノイン(Vit.A外用剤)を使用する治療法も有効です。スキンケアの専門医に相談してみて下さい。
肝斑の原因は特定されていませんが、ホルモンバランスのみだれや、マッサージ、パックなど機械的な刺激(こすりすぎ)が原因となる事もありますので注意して下さい。

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