アンチエイジングニュース

牡蠣と豆腐のオイスターソース煮
――アンチエイジング料理レシピ(263)

PMS(月経前に起こる体と心の不快な症状)は女性ホルモンのバランスがくずれ自律神経の働きが乱れることで起こります。体がむくむ、おなかが張る、肌が荒れるなどのほか、イライラや憂つな気分、集中力の低下などは、エストラゲンとプロゲステロンという2大女性ホルモンのバランスが深く関係しています。生理の時の痛みは骨盤の周囲が充血し、子宮の筋肉が引っ張られるために強い痛みを生じるものです。こうした症状の改善に効果があるのが、ビタミン、ミネラルといわれています。ビタミンB6は女性ホルモンのバランスを整え、ビタミンB1には子宮の筋肉の収縮を正常に戻す働きがあるので、痛みの緩和に効果的です。ミネラルの1つマグネシウムにも筋肉の収縮を正常にする働きのほか、気分の落ち込みやイライラの軽減するセロトニンの原料にもなります。
牡蠣と豆腐のオイスターソース煮は、今の季節にぴったりな体が温まるアンチエイジングメニューです。ミネラル豊富な牡蠣は1個で8mgの亜鉛もとれ、豆腐にはビタミンB群が豊富に含まれています。オイスターソースを使うと味も決まりやすく豆腐と牡蠣の柔らかさととろみがなじんだ、ほっとするおいしさです。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

・牡蠣   1個
  片栗粉   適量
・豆腐   1/2丁
・にんにく   一片
・しょうが   1かけ
・水   1カップ
・酒   大さじ1
・オイスターソース   大さじ1
・しょうゆ   小さじ2
・砂糖   小さじ1
・水溶き片栗粉   大さじ1
・ごま油   大さじ1
・わけぎ   2本

<作り方>

(1)牡蠣は良く水洗いし、ざるにあげておく。にんにく、しょうがはみじん切りにする。分葱は2cm長さに切る。豆腐はペーパーで包んで水切りし、8等分しておく。
(2)鍋にごま油を入れ、片栗粉をつけた牡蠣を色よく焼き、取り出しておく。
(3)同じ鍋にごま油を足して、にんにくとしょうがのみじん切りを炒める。香りがでたら水、酒、オイスターソース、砂糖、しょうゆで調味し豆腐を加えて味をなじませる。
わけぎと(2)の牡蠣を加え、水溶き片栗粉でとろみをつけて仕上げる。

 

(1人分 223kcal)

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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