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光老化について知ろう!― UV-Aってなに?(1)

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私たちの肌の老化を促進させる大きな原因の一つである『光老化』。
日差しの強さが気になり始めるこの時期だから、光老化とはそもそも何なのか、またその最新情報などを調べてみました!

》太陽光線の種類
私たちが生活している地球には、日中太陽の光が降り注いでいます。その恩恵を受けて我々の生活が成り立っているわけですが、ご存じのとおり「紫外線=アンチエイジングの大敵」とされています。なので、その言葉通り多くの方は外に出る際には日焼け止めを塗り、日傘を差し、日陰を選んで歩く…など紫外線を極力避ける努力をしています。
しかし、紫外線はなぜアンチエイジングの敵なのでしょうか?
まず、その紫外線を生み出す張本人である太陽が放つ「太陽光」について解説しましょう。太陽光は大別すると「可視光線」、「赤外線」、そして「紫外線」の3つに分けられます。
「可視光線」とはヒトの目で感知できる光のことで、可視光線よりも光の波長が短い光を我々が避けている「紫外線」、波長の長いものを「赤外線」と呼んでいます。紫外線と赤外線は可視光線ではないのでヒトの目で見ることができません。紫外線、赤外線は次の図のように光のスペクトルでそれぞれ紫色、赤色の部分と隣り合わせであることから、そのように呼ばれています。ちなみに英語で紫外線を“ltraiolet”といいますが(これを略して普段紫外線をUVといいます。)、この言葉は「紫を超えた」という意味なのだそうです。
さて太陽光線について学んだところで、いよいよ紫外線について掘り下げてみましょう。

》紫外線の何が悪いのか?
ではいよいよ本題です。どうして紫外線はアンチエイジングにとって悪者なのでしょうか。
もうご存知ですね。それは「シワ」「シミ」「たるみ」を生み出す元凶となりえるからです。
肌のターンオーバーが正常におこなわれている20歳ごろまでは、日焼けをしても何の痕跡も残さずに消えてなくなりますが、それを長年繰り返すとシミやシワ、弾力の低下など、いわゆる「光老化」と呼ばれる変化が起きてしまいます。
このように肌への悪影響を与える紫外線ですが、これにも種類があり、それぞれが肌に与える影響が違います。これらは波長の大きさによって分けられていて、長い方からA波(320~400nm)・B波(290~320nm)・C波(290nm未満)と分けられます。C波についてはオゾン層で吸収されるためほとんど地表には到達しないといわれているため、私たちが気にしなければならないのはA波とB波。
紫外線というと暑い日差しが照り付ける夏場が本番と思いがちですが、春先から気にしなければならないのが紫外線A波!実は5月ごろから急激に増えているという、目には見えない紫外線A波の脅威について調べてみました。

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