桃の冷製スープ
――アンチエイジング料理レシピ（２５６）

暑さが続く中、熱中症予防が欠かせません。汗をかくと塩分が失われますが、ナトリウムと同様に、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも汗で失われます。こまめな水分補給と塩分補給が熱中症予防の基本です。汗をたくさんかいた日は、食事にも牛乳とフルーツのスープを加えるなどして、水分とミネラルを補いましょう。
桃の冷製スープは、旬の味わいです。カルシウムを効率よくとれる牛乳は１日に４００ｍｇを摂るのが理想です。桃は水分や食物繊維が豊富で、疲労回復に効果があるナイアシン、余分な塩分を排出するカリウムを多く含みます。活性酸素の害から体を守るポリフェノールの１つ、クロロゲン酸やカテキンも多く含みます。コンソメスープで少し塩味を加え、しょうがの絞り汁を隠し味にするとすっきりとした味わいになり、牛乳が苦手な方でも楽しんで召し上がっていただけます。

＜材料＞２人分

　
　　　　　　　　　　　　　
＜作り方＞

	（１）桃２個は皮をむき、乱切りにしてレモン汁を、ふりかけておく。飾り用にきれいなものを少し、取っておく。
	（２）ミキサーに（１）の桃、牛乳、コンソメ、生クリーム、しょうがの絞り汁を入れてなめらかになるまで混ぜる。
	（３）器に盛り、飾り用の桃と、ミントを飾る。

（コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子）