アンチエイジングニュース

「見た目のアンチエイジング研究会」レポート(7)
男性の眼瞼下垂と眼瞼周囲の若返り / 大慈弥 裕之 氏

大慈弥氏は日本人男性の容貌について眼瞼下垂を例に挙げながら語った。

日本人男性の多くは、加齢による眉毛の挙上が認められるが、これの主な原因は腱膜性眼瞼下垂症であるという。

これは加齢に伴って瞼板(まぶたの縁にある少し硬い箇所)に付着している腱膜筋が薄くなり延びてしまう為、目を開けづらくなってしまう症状。
大慈弥氏によると、上のまぶたが開きづらいため、額の筋肉を使ってまぶたを持ち上げようとした結果、眉毛の位置が上がってしまうのだという。
さらに額の筋肉とうなじの筋肉は腱膜でつながっているため、眼瞼下垂患者は頭痛や肩こりを併発することが多いそうだ。

実際に手術後に肩こりや頭痛が改善することは多く、さらに加齢容貌の改善も見込まれると、自身の症例写真を公開しながら発表した。

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