アンチエイジングニュース

あずき粥
――アンチエイジング料理レシピ(243)

あずきの赤色には魔よけやけがれを払う霊力があるといわれ、小正月にはあずき粥を食べる習慣があります。あずきの赤紫の色は、水溶性の色素アントシアニン。強い抗酸化力を持ち老化防止や血液をサラサラにする効果が期待されています。目の疲れを癒したり、健康を維持する効果もあります。渋みやえぐみなどの成分のサポニンは、デトックス効果や、便秘解消や消化器官のがん予防に効果があるとされ、コレステロールの抑制にも効果が期待されています。
あずき粥は、消化がよくエネルギー源としても最適ですが、利尿作用もあるため、疲れやむくみを取り去り、水分の代謝を改善します。小正月のあずき粥は、現代でもアンチエイジングな食生活にぴったりのメニューです。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

 ・米+十穀米     1/2カップ
 ・水     4カップ
 ・あずき     30g
 ・ごましお     適量

<作り方>

(1)米はよく洗ってざるにあげておく。

(2)あずきは水洗いし、鍋に入れ、ひたひたの水を加えてひと煮立ちさせ、水を切ってアク抜きをする。水2カップを加えて10分くらい煮る。

(3)土鍋に米と十穀米、(2)のあずきと煮汁に水2カップを足して加え、火にかける。

(4)沸騰したらふたをずらして、吹きこぼれないように弱火で25分くらいコトコトと炊く。

(5)お好みでごましおを添える。

(1人分 184kcal)

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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