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日本酒でアンチエイジング?!

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古くから日本人に親しまれてきた日本酒。
最近は海外でも健康ブームから和食が流行し、それと共に日本酒も「sake」と呼ばれて注目されています。
香りの高い吟醸酒は「rice wine」とも呼ばれているとか。

この日本酒が今、アンチエイジングの面からも注目を集めています。

元々日本酒が好きな私は何度か酒蔵の杜氏にお会いしたことがありますが、杜氏の方々はとっても肌がスベスベ。
その美肌には理由があったのです。
日本酒にはアミノ酸や有機酸など100数種類もの栄養成分があり、その中には肌のコラーゲンを構成するプロリンやアルギニンをはじめとした、肌にうるおいや弾力を与える天然アミノ酸が20種類も含まれています。
なかでも、米の細胞壁の構成成分であるフェルラ酸。このフェルラ酸には、美肌の大敵である紫外線の皮膚への吸収を抑制するとういう、これからの季節に嬉しい力があるのです。

飲酒をするとアセトアルデヒトによって一旦は血管が拡張し、体が温まったように感じます。
しかしほとんどの種類のお酒は後に身体を冷やすのです。
日本酒にはアセトアルデヒトの他に拡張した血管の収縮を阻害する、アデノシンが含まれています。
この血管拡張作用により、入浴やマッサージと同じように筋肉のコリをほぐしてくれます。
冷やでも燗でも体を温め、ストレスも解消してくれるのです。
このように血行が良くなれば、保湿成分であるアミノ酸やフェルラ酸が隅々に浸透する、という相乗効果もありそうですね。

また最近、日本酒の醸造で用いる酵母の中には老人性痴呆症に良いとされる、S-アデノシルメチオンという物質が含まれていることがわかってきました。
この物質は不眠症やうつ病にも効果があるといわれています。
このように良いことづくめの日本酒はまさに「百薬の長」ですが、やはりアルコール。
次の日(8時間後)までに分解できる量は平均的には2合程度とされています。
適度な飲酒で美肌を手に入れましょう。
くれぐれも飲み過ぎにはご注意を!

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