アンチエイジングニュース

子供たちの夏休みも佳境に入ってきました。 さて、今やテレビやスマホでゲームをしない子供を見つける事は困難だとは思いますが、長時間ゲームする子供ほど虫歯になりやすいそうです。

これは富山大学関根道和教授らの研究チームが、12017年度日本小児歯科学会で報告したものです。

研究では、高岡市内の5つの小学校の全児童(2,109人)を対象に、食習慣や生活習慣、健康状態など50項目について聞き取り調査を行いました。

その結果、1日にTVやスマホなど利用が2時間未満の子供では、虫歯があるのが8.6%だったのに対し、2~4時間の子供では9.8%、4時間以上では15.4%と、長く利用するほど、虫歯の子供は増ている事が分かりました。また睡眠時間については、9時間以上の子供では6.4%、8~9時間では8.5%、8時間未満の子供では14.2%でした。さらに、朝食を毎日食べる子では8.6%、時々食べる子では16.2%、ほとんど食べない子では27.3%と、生活習慣が乱れている子供に虫歯が多かったそうです。

ちなみに唾液には虫歯予防作用があり、リラックスしている状態では分泌量も多いのですが、緊張しているとネバネバし量も少なくなります。

これらのことから、ゲームなどで興奮状態にあったり、睡眠不足や空腹ストレスにあると分泌量が低下し、虫歯になりやすくなっているものと考えられるそうです。虫歯予防には歯磨きなどに注意が向きがちですが、よく寝て食べるという生活が重要のようです。

 

ハセ博士=薬学博士。国立大薬学部や米国の州立大医学部などで研究や教官歴がある。

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