アンチエイジングニュース

「体臭は男も女も嫌い!」
――ハセ博士のヘルシー情報最前線(452)

朝日新聞が報道した「男の体臭 物質特定」という記事が、大反響になりましたね。
この「男性の臭い」の話題は、ライオンから「男性の体臭は女性にとって不快である要因の解明」という論文が発表されて以来、関係者の間ではホットなテーマとなっています。
ライオンの論文は、男性の体臭の原因物質「アンドロステノン」とその体臭増強作用を解明し、その抑制成分の開発に成功したというものです。
そして、男性の体臭は女性にとって非常に”不快”、と報告しています。

それによりますと、各50人男女の調査で、「女性の体臭を不快と感じた」ことのある男性は12%なのに対し、「男性の体臭を不快と感じた」ことのある女性はなんと100%でした。

さらに、「アンドロステノン」は「汗」と混ざることで臭気が増強し、脂肪酸等の他のニオイ成分の臭気および不快度も増強する、ということです。

なお、ライオンはそのような臭いの発生を抑える、「抑制物質」を探しだしています。
「キョウニンエキス」が「アンドロステノン」の発生を抑制することをつきとめました。
この「キョウニン」とはアンズの種子のことで、古くから漢方薬として鎮静・鎮咳作用で使用されているものです。
ところで、「男も、汗臭さと口臭は嫌い!」です。

これは小林製薬が、東京と大阪の10代~50代の男女1,000人を対象にインターネットで実施した結果を発表したものです。
それによりますと、人間の発するニオイで一番気になるのは、「ヒト(自分以外)の口臭」で22%でした。

面白いことに男性(24%)の方が、女性(21%)よりも口臭を気にする人が多かったそうです。
また、「自分の口臭」についても、男性(13%)が女性(11%)を上回っていました。

以上の結果から、予想以上に男性もニオイに関心を持っていることがわかった、とされています。

ということで、男女とも、ニオイには十分気を付ける必要がありそうです。

ハセ博士=薬学博士。国立大薬学部や米国の州立大医学部などで研究や教官歴がある。

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