アンチエイジングニュース

「痩せた男性は、癌になりやすい ?」
――ハセ博士のヘルシー情報最前線(376)

日本人男性は、痩せているほどがんになりやすく、標準かやや太めに比べ、がん発生率は14~29%も高いそうです。

これは、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター研究部長)がおこなった大規模疫学調査で分かったもので、米国のがん専門誌に発表されたものです。

研究班は、40~60歳代の男女約9万人を1990年から約10年にわたって追跡し、がんの発生率や死亡率と体格指数(BMI)との関係を調べました。

ちなみに、BMI(Body Mass Index)は、体重(Kg)を身長(m)の二乗で割った値で、標準はBMI=22で、また、25以上が肥満とされています。
BMIが21付近の男性ではがんの発生率はほとんど変わりませんでしたが、「やせ」とされる21未満で、がん発生率が増加傾向にあったそうです。

また、23~24.9の人の発生率と比較すると、19~20.9の人は14%、14~18.9の人は29%、それぞれ発生率が高いことがわかりました。

ところで、女性ではこうした傾向はみられず、男性に特有の現象だそうです。
ということですので、痩せた男の人は、ご注意ください!!

だからと言って、逆に肥満になると、色々な生活習慣病になる危険率が高まりますので、何事も中庸が大切です。

ハセ博士=薬学博士。国立大薬学部や米国の州立大医学部などで研究や教官歴がある。

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