アンチエイジングニュース

「消灯後に携帯を使用するのは、メンタルヘルスに悪い」
――ハセ博士のヘルシー情報最前線(378)

先週、「消灯後の携帯使用心に悪影響か 中高生1万8千人調査」というニュースがメディアを通して流れ、大反響が巻き起こっています。
これは、東京都医学総合研究所の西田淳志主任研究員(精神保健学)らのグループが、医学誌プロスワンに報告した内容が元になったものです。

論文タイトル:Irregular Bedtime and Nocturnal Cellular Phone Usage as Risk Factors for Being Involved in Bullying: A Cross-Sectional Survey of Japanese Adolescents
著者:Mamoru Tochigi, Atsushi Nishida 他
医学誌:PLoS ONE 7(9): e45736. doi:10.1371/journal.pone.0045736

この研究は、中高生約1万8千人を対象にした大規模調査で、携帯電話の使用とメンタルヘルスとの関係を調べたものです。

その結果、夜間消灯後に、メールや通話のため携帯電話を使う頻度が高いほど、心の健康状態が悪い傾向がみられることが明らかになりました。

研究員らによると、特に中学生の場合では、携帯電話を消灯後に使う生徒は睡眠時間が短くなっており、睡眠不足が心の健康度低下につながっているとしています。

「ケータイ依存」が問題となる中、メンタルヘルスの観点から警鐘を鳴らすデータとして注目されています。

ハセ博士=薬学博士。国立大薬学部や米国の州立大医学部などで研究や教官歴がある。

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