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「睡眠をよく摂った選手ほど、オリンピックの成績が良かった」
――ハセ博士のヘルシー情報最前線(371)

ロンドンオリンピックも遂に終わってしまいました。
途中でサッカーの韓国選手の問題が発生しましたが、日本選手の成績は過去最高のメダル数になり、喜ばしい限りです。

さて、国際的な大舞台で大変なプレッシャーと戦うオリンピック選手は、メダルの獲得や入賞といった競技の結果が、期間中に睡眠をよく摂れたかに関係しているという話題です。

1)オリンピック入賞選手は、安定した睡眠時間を確保していた。

オリンピック日本代表選手と全日本体操競技選手権大会に出場された選手の睡眠時間を調査した研究で、オリンピックの入賞選手は安定した睡眠時間を確保していることが研究により示唆されています。
逆に入賞できなかった他の選手は、大会の期間中に睡眠時間の変動が大きく、このような場合は、練習成果を十分に発揮することができなかったと想定されます。

2)10時間睡眠推奨で、競技パフォーマンスが飛躍的に向上。
アメリカの大学バスケットボール部選手に、5~7週間、1日10時間睡眠を推奨した研究では、選手の競技パフォーマンスが大いに向上したことが報告されています。
ちなみに、お正月に行われる駅伝の選手は12~13時間くらい眠っており、夜の睡眠、昼寝だけでなく、早朝の練習の後にも睡眠を取り入れているそうです。

運動選手にとって睡眠は、もはやトレーニングの一部といっても過言ではありません。
体調を万全にしてより良いパフォーマンスを引き出すために、最も大事だということです。

もっとも、運動に限らず、日常生活でも睡眠は大切ですね。

ハセ博士=薬学博士。国立大薬学部や米国の州立大医学部などで研究や教官歴がある。

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