アンチエイジングニュース

「ダイエット用のメガネ」
――ハセ博士のヘルシー情報最前線(324)

新しいダイエット方法が発表されました。

食べているものを大きく見せかけることで、満腹感を感じさせ、食欲を抑える「メガネ」です。

このメガネは東京大学の広瀬通孝教授らのチームが開発したもので、お菓子などを手でつかんで食べる時に、手の大きさはそのままで、
食べ物の見た目だけを自在に変化させる映像処理システムだそうです。

実験では12名の被験者に、食べ物だけを1.5倍、あるいは3分の2の大きさに変化できる
映像処理システム付きのメガネを着用してもらい、本人が満足するまでクッキーを食べてもらいました。

すると、1.5倍に拡大した場合には食べたクッキーの量が9.3%減少したのに対し、0.67倍に縮小表示した場合には逆に消費量が13.8%増加していることが分かりました。

この結果は、お腹の膨れ具合や血糖値などで満腹感を感じること以外に、「食事の見た目の量」や「おいしそうに見えるかどうか」などの影響も大きいことを示しています。

そして将来は、サラダを(小さく見せて)多く摂ったり、逆に肉類は(大きく見せて)
少なく摂るような食事制限も可能だそうです。

努力どころか、意識すらしなくてもダイエットが可能になる時代がやってくるかもしれませんね。

ハセ博士=薬学博士。国立大薬学部や米国の州立大医学部などで研究や教官歴がある。

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