アンチエイジングニュース

「おへそのゴマは大切に」
――ハセ博士のヘルシー情報最前線(309)


子供の時、「おへそのゴマは大切」と教わったのですが、最新の遺伝子解析法により、善玉細菌が集まったもので、他の細菌と共存生活している事が明らかになりました。

これは、ノースカロライナ州立大学の研究者が、テキサス州オースチンで開かれた米国生態学会(ESA)年次集会で発表したものです。

研究者らは、皮膚に常在する細菌が疾患を引き起こすのではないかという考えに疑問を持ち、ボランティア391人の臍のゴマを綿棒で採取し、DNAシークエンス(塩基配列決定)を行いました。

その結果、へそのゴマの成分は、自分自身の細胞由来成分(垢)は10%以下で、ほとんどは様々な微生物からなっており、また家族メンバー間ではよく似た微生物の集団を形成している事がわかりました。

そして、そこに住む細菌群のほとんどは善玉細菌であり、病原菌を追い払って皮膚の健康を保つ上で重要であると結論しています。

という訳で、昔、親から教わった「おへそのゴマは大切」は事実のようですので、ご注意を。

ハセ博士=薬学博士。国立大薬学部や米国の州立大医学部などで研究や教官歴がある。現在は製薬企業で研究に従事している。

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