アンチエイジングニュース

「よく運動する男性は、大腸がんリスクが3割減」
――ハセ博士のヘルシー情報最前線(279)

運動なさっています?
私は日ごろの運動不足を解消するために通勤時にはバス停を一つ手前で降りています。
さて、男性で運動や肉体労働などで体をよく動かす人は、ほとんど体を動かさない人に比べて、
大腸がんになるリスクが3割も低い
ことが厚生労働省研究班の大規模な疫学調査で明らかになりました。
これは厚生労働省の研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)が、1995年と98年の2回、全国の45~74歳の中高年男女約6万5000人を対象にしたアンケート調査結果をまとめたものです。

それぞれの人が一日に運動する時間と運動の強さを調べ、活動量を計算しました。
また、活動量の差で4つ集団に分けて、2002年までに大腸がんを発症した頻度も比較したそうです。

その結果、男性では活動量が多い集団ほど大腸がんになるリスクが下がる傾向が認められました。さらに激しい運動などで最も体を動かす集団では、最も体を動かさなかった集団に比べて、31%もリスクが低かったということです。
また、結腸がんのリスクも低くなっており、その差は42%もあったそうです。

ということですので、皆様、極力身体を使う生活をして、是非がんのリスクを下げる心がけを…。

ハセ博士=薬学博士。国立大薬学部や米国の州立大医学部などで研究や教官歴がある。現在は製薬企業で研究に従事している。

  • facebook Share
  • Tweet
  • LINE

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新記事をお届けします

カテゴリ一覧