アンチエイジングニュース

「花粉症は、性生活に悪影響を及ぼす」
――ハセ博士のヘルシー情報最前線(272)

花粉症花粉症の方は、今年はかなりシンドイ年になりそうです。
昨年よりも花粉の飛散が、数倍多くなると予想されています。

さて今回、このような花粉症などのアレルギー性鼻炎は、性生活にも悪い影響を及ぼすことが明らかになったというニュースです。

これは米国オハイオ州クリーブランドクリニック頭頸部研究所のMichael enninger博士らが、医学誌Allergy and Asthma Proceedings(アレルギー・喘息紀要2009年7/8月号)に発表したものです。

アンチエイジングと夫婦生活それによりますと、花粉症などのアレルギー性鼻炎の人の83%が、鼻炎によって性生活に影響が及ぶことがあると感じており、そのうち18%はいつも鼻炎のために満足のいく性生活がおくれないと不満を抱いていることが分かりました。

研究では約700人(約半数がアレルギー性鼻炎)の人を対象に、性的機能、睡眠および疲労感について聞き取り調査をしました。
なお、この研究の被験者は30代後半から40代半ばで、アレルギー性鼻炎の治療は受けていない人とのこと。
その結果、鼻炎のある人の約17%が、常にまたはほぼいつも、性生活に影響があると回答していたそうです。
一方、アレルギーのない人で性生活が良好ではないとしたのはわずか5%でした。

この結果から、Benninger氏は鼻水や目のかゆみがあると、性的な感覚が鈍感になるのではないかと考えているようです。

また、アレルギー性鼻炎のある人は睡眠障害を起こす割合も高いことが確認されました。

著者らは、鼻スプレー、抗ヒスタミン薬、ステロイド薬などの薬を利用すれば、アレルギー鼻炎による目や鼻の不快感をなくするだけでなく、性生活の不満や不眠も解消すると述べています。

ということですので、シーズン前からよく考えておかれてはいかがでしょうか。

ハセ博士=薬学博士。国立大薬学部や米国の州立大医学部などで研究や教官歴がある。現在は製薬企業で研究に従事している。

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