アンチエイジングニュース

「悪酔いしない方法」
――ハセ博士のヘルシー情報最前線(269)

今年も、よろしくお願いいたします。
皆様は、お正月をいかがにお過ごしでしたでしょうか?
さて、この時期はお酒を飲む機会も増えますので、今日は悪酔いをしない方法についてご紹介します。

アサヒビール株式会社の「食の基盤技術研究所」と日本医科大学との共同研究により、悪酔いしない方法が明らかにされています。
それによりますと、食事を一緒に摂りながら飲むのが効果的、とのことです。

研究は日本人を対象としたもので、アルコール代謝に関わる遺伝子型を特定して、酒類、食事、飲酒量、性別、年齢、飲酒歴などの関係を調べ、飲酒をした場合にどのような生理的な変化が生じるのかを調べました。

その結果、飲酒時に食事を摂取することで、アルコールがもたらす種々の生理的影響を緩和できることが明らかになったそうです。

今回の試験ではお酒に強いタイプの男性を対象者としており、適正範囲のアルコール量を摂取した場合には、食事を一緒に摂取するとアルコールの急激な濃度上昇を抑えて消失を早め、さまざまな生理的な影響が緩和することが確認されたということです。

さらに、焼酎とビールを試験に用いることで、飲む酒類によってその生理的影響が異なることが分かりました。糖質を含む醸造酒であるビールと蒸留酒である焼酎とでは、同じアルコール量を摂取しても焼酎の方が生理的影響を受けやすいそうです。

常識的な結論ではありますが、せっかくのおめでたい時期ですので、楽しく過ごされますよう。

ハセ博士=薬学博士。国立大薬学部や米国の州立大医学部などで研究や教官歴がある。現在は製薬企業で研究に従事している。

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