アンチエイジングニュース

「Dカップブラの女性は糖尿病リスク」
――ハセ博士のヘルシー情報最前線(226)

若い女性の乳房の大きさが、2型糖尿病を発症するリスクと関係するそうです。

これはカナダ人研究者らが、カナダ医師会誌Canadian Medical Association Journalに報告したものです(論文タイトル:Breast size and risk of type 2 diabetes mellitus.  著者:Ray JG, Mohllajee AP, van Dam RM, Michels KB. CMAJ 2008; 178(3))。

研究は米国で実施されている「看護師健康調査2(Nurse’s Health Study 2)」に参加している女性9万2,000人のデータを調べたものです。

女性の健康とアンチエイジングその結果、20歳の時点でDカップのブラジャーを使用していた女性は、それより小さなサイズだった女性よりも2型糖尿病を発症するリスクが約60%高いことが明らかになりました。また、バストのサイズが大きくなるに従って、糖尿病リスクも増大する傾向があったそうです。
今回の研究ではこのほか、20歳時にBMI(ボディ・マス・インデックス)が高く、さらに乳房が大きかった女性は、BMIが低く乳房の小さい女性に比べて、2型糖尿病リスクが約4倍であることもわかりました。

以上の結果から、肥満、特に腹部の過剰な脂肪が2型糖尿病の重要な因子であることは以前から知られていますが、今回の研究で更に女性の乳房の脂肪蓄積が糖尿病リスクをもたらすとされています。

ハセ博士=薬学博士。国立大薬学部や米国の州立大医学部などで研究や教官歴がある。現在は製薬企業で研究に従事している。

  • facebook Share
  • Tweet
  • LINE

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新記事をお届けします

カテゴリ一覧